『domaine tetta』は岡山県北の山あい、新見市哲多町にある小さなワイナリーです。古くは石灰採掘場でもあった哲多町にいまはぶどう畑が広がっています。市内の大半が石灰岩質、水はけが良好で寒暖差があり、ヨーロッパの銘醸地に似たぶどう作りに適した環境。
自らぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培、醸造、熟成、瓶詰めまで、全てを自分たちで行うドメーヌスタイルのワイナリーです。今までは自社原料を県外のワイナリーに持込み委託でワインを製造し、tettaブランドで販売していましたが、2016年に念願のワイナリーが完成し栽培から醸造まで一貫体制でワインを製造しました。そのワインが2017年春にファーストヴィンテージとしてリリースしました。
かつてはこの場所に耕作放棄地が広がっていました。「寂れて行く地元をなんとかしたい」代表の高橋竜太はその一心でぶどう畑の経営を引き継ぎ、2009年にtetta株式会社を設立。最初は生食用のぶどう栽培を行ってきましたが、その過程で哲多町にワイン作りに適した土壌があることに気がつきました。「ワインを媒介にこの哲多町に人々が集い、様々なチャレンジが生まれる場所を造りたい。」そう決意してから新たな挑戦が始まります。
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