Egon Muller
エゴン・ミュラー
ドイツ:モーゼル
世界中にその名を知られるエゴン・ミュラーのワイン
世界最高級のリースリング
1797年よりミュラー家の所有となった醸造所で、世界最高峰の白ワインを生むとされる、シャルツフォーフベルク畑の最良部分を8ha所有しています。質のみを追求する同家のワインは、比類なくエレガントで、果実の香りが高く、ザール特有の生き生きとした酸が常にそのバックボーンにあります。
“LIFE BEYOND LIEBFRAUMILCH”by Stuart Pigottより
エゴン・ミュラー家の、古典的で堅く、洗練されたスタイルを持つシャルツホフベルガーは、驚くべきほどの完璧さを持っています。この醸造所が、たいへん上質の上級ワインをつくる、それも例年のようにつくるその秘訣は、8.5ヘクタールの葡萄園にて、房ごと、粒ごとの、厳選に厳選を重ねるという収穫技術によるものです。葡萄液や樽に移されてからも、その方針は変わらず、例えば、1984年には、80%のワインがエゴン・ミュラー家の名も付けずバルクワインとして売られ、他にQbAの等級は、“ル・ガレ”(エゴン・ミュラーが共同経営している醸造所)の名前で売り出されたほどです。カビネット級以上だけが、シャルツホフベルガーのラベルを付けることができるのです。そのセラーは、最高級の醸造所に似合わず、たいへん旧式で、ケラーマスターのフランクの極めて保守的な徹底した方針がうかがえます。実際この醸造所ではまだ、旧式の水圧を利用した圧搾機を、高級ワイン造りに使用しています。
スロヴァキアで造るリースリング
Chateau Bela
オーストラリアで造るリースリング
Kanta