2018 リースリング
カンタ


Riesling

Kanta

手摘みで収穫されたブドウを使用。100%除梗し野生酵母にて自然発酵。全てをステンレスタンクにて発行を行い、12-18時間低温浸漬、6ヵ月間澱と接触させた後、さらに12ヵ月の瓶内熟成するという手間をかけ、ようやくリリースされます。
 
緑がかった透明色。ライムやグレープフルーツ、白桃、コリアンダー、スイカズラなどの白い花のボリューム感のあるアロマ。丸みのある優しい酸を備えており、絹のような口当たりが芳醇な果実味を包み込みます。蜂蜜やぺトロールなど熟成香とニュアンスに富んだ味わいが感じられ、高いレベルで種々の要素が一体になった素晴らしい1本です。

ヴィンテージ 2018
原産国 オーストラリア
産地 サウスオーストラリア
地域 アデレード・ヒルズ
アペラシオン アデレード・ヒルズ
生産者 カンタ
容量 750ml
ぶどう品種 リースリング
味わい 辛口
アルコール度数 12.5%
輸入元 アンリ・ジロー・ジャパン

 
カンタは、世界のワイン愛好家から「白ワインの女王」、 「ドイツのロマネ・コンティ」、「比類なきワイン」と賞賛される世界最高峰のワイナリー、エゴン・ミュラーがオーストラリアで造るリースリング。カンタとはサンスクリット語で「愛すべきもの、美しいもの」という意味通り、世界最高峰の技術力と、アデレード・ヒルズの冷涼な気候が融合し造りだされた「美しい」味わいのワインです。
エゴン・ミュラーはフランスで最も権威あるワイン評価誌『ゴー・ミヨ』誌で常に最高評価の5つ房を受け、 1998年には最優秀醸造所の栄光を獲得。厳選された最良の畑にて、極限まで収量を抑えた最上のリースリングにこだわり、伝統的な醸造方法で仕立てられるワインは、華麗な芳香をふりまき、余韻の最後まで気品溢れる味わいが続きます。
その現当主で5代目のエゴン4世が、南半球でリースリングを造るために選んだのがオーストラリアのアデレード・ヒルズ。2010年がファースト・ヴィンテージで、アデレード・ヒルズ南東に位置する海抜480mのエチュンガにある畑から造られています。この畑は1840年までその起源を遡る由緒ある畑で、土壌は頁岩、泥岩など細粒の堆積物から形成されるスレート土壌を水はけのよい砂質ローム土壌が覆っています。数種類の品種が植えられていましたが、2005年に全てリースリングに植え替えられ、素晴らしい品質のワインを生み出しています。