Domaine des Senechaux
ドメーヌ・デ・セネショー
フランス:コート・デュ・ローヌ
ボルドーの名門シャトー・ランシュ・バージュを所有する「カーズ・ファミリー」による新たな挑戦
アヴィニョン市とオランジュ市のちょうど中間ほどにあるシャトー・ヌフ・ド・パプの町の中心部にある長い歴史を持つドメーヌですが、長い間畑は管理されておらず、荒れ果てた状態でした。93年にルー家が買収してから栽培に力を入れ、病気の株は植え替えをするなど目覚しい発展をとげています。現在AOC区画に25ha、ヴァン・ド・ターブル区画に1haの合計26haを所有しています。
06年に、ボルドーの名門シャトー・ランシュ・バージュを所有する「カーズ・ファミリー」が買収し、同家はローヌ地方に初進出し、新たな挑戦を始めています。
カーズ氏は前所有者の時代から手腕を発揮していたベルナール・トランシュコスト氏を筆頭としたチームをそのまま残しワイン造りを続けています。なぜなら、彼らはとてもまじめで、その土地のテロワールを良く理解していたからです。
だからと言って何も変化していないわけではありません。以前、セネショーでは発酵後、60%を大樽で、40%をステンレスで熟成させ、比較的早く瓶詰めを行っていましたが、ランシュ・バージュから1~2年使用した質の高い樽を入手できるようになったため、約1年半熟成させ、より複雑味のあるワインを造る事ができるようになりました。
Blanc
Rouge