Nikolaihof
ニコライホーフ
オーストリア:ヴァッハウ
自然にやさしいおいしいワイン
1970年代初頭よりビオディナミ農法をとりいれ、国内の優良ワイナリーの中でBIOによる認定を受けたデメテール(有機農法協会)の最初の正式メンバーになり、22haの葡萄園を全て「ビオディナミ」で栽培します。
品質はオーストリアの最高峰です。醸造所はドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンにあり、建物はもともと985年建造(古代ローマ時代)の聖ニコライ修道院でした。この修道院を約110年前に現当主のサース家が買い取り、ワイン造りを始めます。品種は主にリースリング種やグリューナー・フェルトリーナー種で、大樽による古典的な醸造を頑固に守り続けています。なお、このヴァッハウ地区では、カビネットやシュペートレーゼ等に代わって、フェーダーシュピール(カビネット)、スマラクトといった独自の呼称を用いています。
自然との共存を考え、農薬や化学肥料は一切使用せず、動物の堆肥や植物を煎じたプレパラシオンという調合剤を使用するビオディナミを取り入れています。畑の土は空気を含み足が沈み込むほどフカフカで微生物たちが生きていることが感じられます。ウサギなどにブドウの葉を食べられないように、畑の周りにウサギが好む植物を育てるなど、まさしく自然と共存したブドウ栽培が行われています。発酵はすべて自然酵母で、オークの古樽にて行われます。また人工的な温度管理は一切しません。
ワインはピュアな味わいかつ複雑さ、芯の強さと奥ゆかしさがあり、熱狂的なファンをもち、時にモーツァルトの音楽に例えられることもある魅惑的な味わいです。
2015 イム・ヴァインゲビルゲ グリューナー・フェルトリーナ スマラクト
¥5,620
品切中