Toriivilla Imamura

鳥居平今村

日本:山梨県

 

 

世界の誇るファインワイン「鳥居平今村」

創業130年以上の歴史を誇る、シャトー勝沼(旧今村葡萄酒醸造場)。2007年、そのシャトー勝沼から「日本が誇るファインワイン」として誕生した鳥居平今村。鳥居平は、日当たりの良い南西向きの急斜面で、水捌けも良く、日本では珍しいミネラル土壌、富士山からの冷たい風(笹子下ろし)による昼夜の寒暖差と、最上のワインを生むのに必要な葡萄の栽培条件を完璧に備える。勝沼地区最高峰のテロワール「鳥居平」とは、まさに「日本のグラン・クリュ」と称しても過言ではない。
 


その「鳥居平」の最大所有者がこの鳥居平今村である。この畑の秀逸性を物語る歴史的裏付けとして、鳥居平の葡萄は「特上品」として、徳川幕府に献上されていた史実がある。収穫後、江戸城までの120kmの距離を運ぶ際、摘みたての爽やかな酸味が失せてしまう葡萄が多い中、鳥居平の畑で収穫された葡萄だけが、鮮度の高い上質な酸味を保っていたことから、将軍への献上品に選ばれた。そのため、鳥居平の葡萄は国産ワインとしては驚くほどの保存性、熟成力の高いポテンシャルがあり、今村家は100年物のワインも眠る稀有なオールド・コレクションの所有者でもある。
現在の当主である今村英勇氏が3代目で、「サステイナブル(持続可能な形で)、共に生きてゆく」という想いがある。そのため今村家は、長年に亘り、勝沼地区の各農協における最大の葡萄購入者であり、且つ、最も高い金額で買い取ることで知られる。「鳥居平今村」を立ち上げた際も、ドメーヌ(葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで全てを行う造り手)の哲学は尊重しながらも、これまで共に生きてきた葡萄栽培家と、これからも共に繁栄し歩んでゆきたいと願っている。

葡萄栽培も農薬は必要最小限に留め(減農薬農法)、除草剤は撒かずに有機肥料を使用しているため、もぐらやミミズがいるほど土が生きている。栽培家だけでなく、鳥居平という偉大なテロワールとも共に生きてゆく哲学が今村家には宿っている。

Blanc
2020 勝沼ブラン
¥1,930
2018 菱山ブラン
¥2,730
2019 鳥居平ブラン キュヴェ・ヒデカ
¥2,628  品切中
2004 鳥居平今村 キュヴェ・ユカ・ブラン
¥5,100
2014 鳥居平 上菱平圃場 ブラン
¥5,100  品切中
Rouge
2019 勝沼ルージュ
¥1,820
2021 鳥居平ルージュ キュヴェ・ハナ
¥3,120
2022 菱山ルージュ
¥2,790
2004 鳥居平今村 キュヴェ・ユカ・ルージュ
¥5,100
2024 勝沼新酒 ヌーヴォー
解禁日:11月3日(日)

2024年ヴィンテージ情報(2024年7月22日時点)

今年は梅雨時期の雨が非常に少なく、7月でも朝晩の気温は低く、風が通り抜け、昼夜の寒暖差がしっかりとあり、病害がほとんどなく、葡萄がとても健康に育っています。豊な果実味と美しい酸、そして余韻が高次元でバランスする、ここ数年の「グレートヴィンテージ」が期待されます。
アンサンブル・ヌーヴォー
地元篤農家さんとの<アンサンブル(協奏)>新酒
2024 アンサンブル 甲州ブラン ヌーヴォー
¥1,900
2024 アンサンブル ベーリーAルージュ ヌーヴォー
¥1,900
勝沼新酒 ドメーヌ・ヌーヴォー
自社栽培の葡萄畑100%の葡萄のみで造る最上新酒
2024 勝沼 甲州 ブラン 新酒 トロワテロワール
¥2.300
2024 勝沼 ベリーA 新酒 単一畑”下菱平”
¥2,300
 
 

甲州

 
勝沼・ブラン
Katsunuma Blanc
[白:辛口]
ぶどう品種:甲州
勝沼産の甲州100%で醸す同家のスタンダード・キュヴェ。低温発酵、シュール・リー製法。甲州葡萄の素性の良さを思わせる深い色合いが、鳥居平今村の特徴。 美しい酸と熟した果実味、そして絶妙にして精妙なバランスの良さは、一般的な「甲州ワイン」のレベルをはるかに凌駕する。
 
菱山・ブラン
Hishiyama Blanc
[白:辛口]
ぶどう品種:甲州
特級格「鳥居平」に隣接する「菱山」の甲州100%。ステンレスタンクで発酵後、全体の30%をフレンチオークで18ヶ月間樽熟成。甲州の繊細さを活かすために、樽熟成の甲州は3割に留める。心地良い果実味と柔らかい酸味、味わいの後半にコクと奥行きを与える甲州の長い余韻へと続く。日本らしい上品さに加えて、樽熟成し力強さを増した味わいがアクセントとして楽しめる辛口甲州。
 
鳥居平 キュヴェ・トラディション・ブラン
Toriivilla Blanc Cuvee Tradition
[白:辛口]
ぶどう品種:甲州
“鳥居平”の葡萄のみで醸す。南西向きによるエリアNo.1の日照からもたらされる果実味。冷涼な風“笹子おろし”からもたらされる美しい酸と余韻の長さ。鳥居平を含めた菱山地区に特徴的な礫の混じる土壌からもたらされるミネラル。まさに甲州の中でも別格のテロワール。
昔ながらの鳥居平産葡萄の味わいを尊重し、やや甘めに仕上げている。鳥居平の傑出した日照を実感させる果実味を前面に出した一本。
 
鳥居平 キュヴェ・ヒデカ・ブラン
Toriivilla Blanc Cuvee "Hideka"
[白:辛口]
ぶどう品種:甲州
“鳥居平”の葡萄のみで醸す。南西向きによるエリアNo.1の日照からもたらされる果実味。冷涼な風“笹子おろし”からもたらされる美しい酸と余韻の長さ。鳥居平を含めた菱山地区に特徴的な礫の混じる土壌からもたらされるミネラル。まさに甲州の中でも別格のテロワール。
敢えてドライに仕上げる事によって、多種多様な料理とのマリアージュも実現している。鳥居平の傑出した酸とミネラルを前面に出した一本。
 
鳥居平 上菱平圃場・ブラン
Toriivilla Kamihisidaira Noujyou Blanc
[白:辛口]
ぶどう品種:甲州
今村氏が農家と長期契約を結び、鳥居平の他の区格より優れたブドウができるとして別格としてに扱ってきた、僅か約0.2haの単一畑 “上菱平”。フラッグシップ・キュヴェとして単独で瓶詰め。完熟した青リンゴにハーブや芝を刈ったような清々しい香り。爽やかなアタック、熟した果実味とシャープな酸味に加えて、味わいのバックボーンとなる豊富なミネラル感が口いっぱいに広がる引き締まった味わい。
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ブラック・クイーン

マスカット・ベリーA

勝沼 ルージュ

Katsunuma Rouge
[赤:ミディアムボディ]
ぶどう品種:ブラック・クイーン
勝沼産のブラック・クイーン100%で醸す同家のスタンダード・キュヴェ。濃密で豊潤、繊細優美な 味わいがバランスし、和食などの繊細なお料理にもマッチする赤。
 
菱山 ルージュ
Hishiyama Rouge
[赤:ミディアムボディ]
ぶどう品種:マスカット・ベーリー
特級格「鳥居平」に隣接する「菱山」のマスカット・ベーリーA100% フレンチオークで18ヶ月間樽熟成。フランボワーズやブルーベリーの香りに加えて、シナモン、ナツメグや樹脂の香りなど複雑な印象。味わいは熟れた果実味、しなやかな酸味、なめらかなタンニンのまとまりが感じられるミディアムボディ。今や日本を代表するマスカット・ベーリーAのポテンシャルを最大限に引き出した菱山ルージュ。
 
鳥居平今村 キュヴェ・ユカ・ルージュ
Toriivilla Imamura Vintage Collection Rouge Cuvee "Yuka"
[赤:ミディアムボディ]
ぶどう品種:マスカット・ベーリー、ブラック・クイーン
マスカット・ベーリーAとブラック・クイーンのブレンド。一般的には60%の搾汁率だが、このキュヴェは熟成のポテンシャルが高いため、70~80%の搾汁率となっている。プラムやブルーベリーのジャムに加えて、紅茶の葉などの熟成した香りも感じられる。まろやかな口当たりに熟した果実味。柔らかな酸味と角の取れたタンニンで丸みのある味わい。天候に恵まれたヴィンテージらしく、温かみのある味わいを楽しめる。