2024 勝沼 甲州 ブラン 新酒 トロワテロワール
鳥居平今村


Katsunuma Koshu Nouveau
Toriivilla Imamura

勝沼新酒 ドメーヌ・ヌーヴォー

自社栽培の葡萄畑100%の葡萄のみで造る最上新酒
 
2024年ヴィンテージ情報(2024年7月22日時点)

今年は梅雨時期の雨が非常に少なく、7月でも朝晩の気温は低く、風が通り抜け、昼夜の寒暖差がしっかりとあり、病害がほとんどなく、葡萄がとても健康に育っています。豊な果実味と美しい酸、そして余韻が高次元でバランスする、ここ数年の「グレートヴィンテージ」が期待されます。
ヴィンテージ 2024
原産国 日本
産地 山梨県
地域 勝沼町
アペラシオン 勝沼
生産者 鳥居平今村
容量 750ml
ぶどう品種 甲州
味わい 辛口

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自社畑100%かつ格別区画のみで造る、鳥居平今村の最上新酒

斜面中腹の別格リューディー3区画のブレンド
 
「勝沼地区勝沼2区画(地蔵久保)(六佐原)」「勝沼地区等々木1区画(中天神)」の3区画をブレンド。いずれも、葡萄にミネラルを与える礫の混じる土壌から、高い糖度にしっかりとした酸やミネラルが共存する完成度の高い味わい。
 

 

地蔵久保
3区画で最も標高が高く(375m)、冷涼な笹子下ろしの影響を最も受け、凛とした酸とミネラルをワインにもたらす。
 
六佐原
笹子下ろしの影響を受ける柏尾山側の勝沼地区勝沼にある畑。上質な酸やミネラルと共に、成熟度の高めの葡萄ができる。
 
中天神
3区画の中で最も柏尾山から離れ、笹子下ろしの影響が最も弱く、標高も低い(360m)ため、豊かな果実味をワインに与える。
 

 

 

世界の誇るファインワイン「鳥居平今村」

創業130年以上の歴史を誇る、シャトー勝沼(旧今村葡萄酒醸造場)。2007年、そのシャトー勝沼から「日本が誇るファインワイン」として誕生した鳥居平今村。鳥居平は、日当たりの良い南西向きの急斜面で、水捌けも良く、日本では珍しいミネラル土壌、富士山からの冷たい風(笹子下ろし)による昼夜の寒暖差と、最上のワインを生むのに必要な葡萄の栽培条件を完璧に備える。勝沼地区最高峰のテロワール「鳥居平」とは、まさに「日本のグラン・クリュ」と称しても過言ではない。
 
その「鳥居平」の最大所有者がこの鳥居平今村である。この畑の秀逸性を物語る歴史的裏付けとして、鳥居平の葡萄は「特上品」として、徳川幕府に献上されていた史実がある。収穫後、江戸城までの120kmの距離を運ぶ際、摘みたての爽やかな酸味が失せてしまう葡萄が多い中、鳥居平の畑で収穫された葡萄だけが、鮮度の高い上質な酸味を保っていたことから、将軍への献上品に選ばれた。そのため、鳥居平の葡萄は国産ワインとしては驚くほどの保存性、熟成力の高いポテンシャルがあり、今村家は100年物のワインも眠る稀有なオールド・コレクションの所有者でもある。
 

 
現在の当主である今村英勇氏が3代目で、「サステイナブル(持続可能な形で)、共に生きてゆく」という想いがある。そのため今村家は、長年に亘り、勝沼地区の各農協における最大の葡萄購入者であり、且つ、最も高い金額で買い取ることで知られる。「鳥居平今村」を立ち上げた際も、ドメーヌ(葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで全てを行う造り手)の哲学は尊重しながらも、これまで共に生きてきた葡萄栽培家と、これからも共に繁栄し歩んでゆきたいと願っている。

葡萄栽培も農薬は必要最小限に留め(減農薬農法)、除草剤は撒かずに有機肥料を使用しているため、もぐらやミミズがいるほど土が生きている。栽培家だけでなく、鳥居平という偉大なテロワールとも共に生きてゆく哲学が今村家には宿っている。
 
 
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Toriivilla Imamura