Silkwood Wines
シルクウッド
アメリカ:カリフォルニア
シラーとプティ・シラーに特化したユニークなワイナリー。
設立当初から高い品質が認められ、ホワイトハウスの晩餐会やサミットの公式晩餐会でも何度も供されています。
1979年、ナパ スプリングマウンテンにシャルドネに特化した造り手として創業しました。レーガンやブッシュ政権下でホワイトハウス御用達ワインとして使われたほか、各国サミットでもサーブされました。1982年にワインメーカーが亡くなり、ワイナリーは一時休止し、ブドウなどの栽培に専念しました。1998年に少量のプティ・シラーのワインの生産を開始、2002年にカリフォルニアステートフェアで「ナパ最高のワイン」と評価を受けたものの、火事でワイナリーが消失。3度目のスタートでは、モデスト近郊で、シラー、プティ シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの栽培を開始し、ローダイにワイナリーを所有しています。現在は、アメリカ国内のワインコンクールでメダルを受賞したり、ホワイトハウスから注文を受けたりと、順調に運営されています。
年間降水量は300mm強と乾燥した地域ですが、シェラネバダ山脈からの雪解け水を利用したり、灌漑設備を設置したりして水分を帯びなっています。また、トゥオルムネリヴァーとドライクリークリバーの影響で、朝夕の冷涼な気候が保たれています。グリーンハーヴェストを行い、収量を制限しています。
発酵は厳選酵母を使用。熟成にはミディアムトーストのフレンチオークをメインに使用しています。
キャップ・シラー・レッド・デュエット
Cab Syrah Red Duet
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー
テーブルワインの生産が主流のセントラルヴァレーにあって、ツールム川由来の冷涼な気候によるハングタイムの長さに加え、ジョン・モニック氏の頑固なまでの収量制限へのこだわりにより、凝縮感にあふれるワインへと仕上げられます。「ビッグ」、「ブラック」、「ボールド」、「ビューティフル」。この4つを体現し、かつ親しみを持てるワイン。それがこのレッド・デュエットです。
フレンチオーク(80%がミディアムトースト)で約13ヶ月熟成。清澄は行なわず、最小限のフィルタリングのみを経てボトリング。
果実味が前面に出た、リッチでまろやかな口当たり。力強さとエレガントなタンニンの絶妙なバランスを保った味わいが、スムーズなフィニッシュに導かれます。
ケ・シラ・シラー
Que Shirah Syrah
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:シラー、プティシラー
プティ・シラーおよびシラーの50%ずつの配合。20年の熟成にも耐えるポテンシャル。カリフォルニアステートフェアにて金賞と、98点の高得点に輝きました。つくり手であるジョン・モニック氏は過去に2度のワイナリー廃業という困難を越えながら、1979年以降シルクウッドで低収量のシラー、プティ・シラーにこだわったワインづくりをしています。そんな彼が行き着いた人生観が "Que Shirah Syrah"(シラーで何とかなるものさ)です。
シラー
Syrah
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:シラー
ブドウはパートナーであるロドニー・ベアード氏が所有するスタニスラウス・カウンティのシルクウッド・ヴィンヤードからのものを用い、フレンチオークの樽で熟成させたもの。設立当初から高い品質が認められ、ホワイトハウスの晩餐会やサミットの公式晩餐会でも何度も供されている。
プティ・シラー マイ・ウェイ
Petite Sirah My Way
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:プティ・シラー
シラーに似ていながら更に粒が小さく、凝縮味と長熟のポテンシャルに優れた品種「プティ・シラー」100%のワイン。シルクウッドならではの、低収量にこだわったぶどう栽培からのワインづくりは、驚くべき濃厚さ・凝縮感と、それでいてやさしさのある味わいのバランスが見事です。
サテン & シルク
Satin & Silk
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:プティ・シラー
最良の区画のぶどうを選りすぐって仕込み、フレンチオークで43ヶ月熟成させたプティ・シラーの最高峰。大量生産のワイン産地として知られるセントラル・ヴァレーに於いて偉大な赤ワインが出来ることを実感させてくれる1本。
黒スグリやプラム、スパイスやカラメルのニュアンス。