Louis Roederer
ルイ・ロデレール
フランス:シャンパーニュ(ランス)
ロシア皇帝も愛飲した「華」のあるシャンパーニュ
1776年創立のデュボワ・ペール・エ・フィスを起源として、1833年に事業を受け継いだルイ・ロデレールの名にちなむ家族経営のシャンパン・ハウス。
ルイ・ロデレールが必要とするブドウの75~80%を自社畑からまかなっています。これは他のシャンパーニュメゾンが、多くの買い付けのブドウを使っていることからみても、非常に例外的です。さらにルイ・ロデレールはシャンパーニュ地方最大級のビオディナミ生産者として知られ、現在は広大な自社畑の約半分をビオディナミで栽培。もともと冷涼な気候で病害も多いシャンパーニュ地方で無農薬栽培を行うこと自体、非常に大きなリスクですが、ルイ・ロデレールが持つテロワールをより良く表現するために実施しています。「テロワールが何を考え、語ろうとしているのか、それを引き出すのがビオディナミ栽培なのです。」と栽培・醸造責任者のジャン・バティスト・レカイヨン氏は語っています。
贅沢にシャンパンは造られ、ノン・ヴィンテージのブリュット・プルミエにも、古い木製の大樽で2年~6年の長期間にわたって貯蔵されるリザーヴワインが用いられています。ドザージュのためのリキュールワインにも5年から8年の熟成期間を設けています。リキュールワインを長期熟成させるただひとつのメゾンです。