Leroy

ルロワ

フランス:ブルゴーニュ
 
 

名門の称号をほしいままにする「ルロワ」世界が絶賛するワイン

 ルロワ社は、ボーヌ・ロマネ(オークセイ・デュレス)に本拠を構えるドメーヌ&ネゴシアンです。ルロワは最上のグラン・クリュから、AOCブルゴーニュまで幅広くワインを造っています。全世界のワイン愛好家が絶賛するドメーヌ&ネゴシアンです。
 ラルー・ビーズ・ルロワ女史(マダム・ルロワ)は、超一流のネゴシアンとして今日のルロワ社の名声を築いた人物です。ワインに関して世界最上の味覚、テイスティング能力の持ち主と言われ、厳しい品質管理により素晴らしいワインを造りあげています。また、ブルゴーニュ最高の生産者のひとりと誰もが認め、理想を追求する「ブルゴーニュの完全主義者」としても知られています。
 「ワインの個性は土地が決定するもの。ワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ」と語り、畑が持つ個性を最大限に表現し、ビオディナミ(バイオダイナミクス栽培法:植物肥料だけを用いて天体との連動効果を畑にもたらす農業)による葡萄造り、驚く程の低収量を貫いています。造られるワインは、まさに優雅さとエレガントの極みで、薫り高く、洗練された果実の味わい。素晴らしい濃縮感がありながら、きめ細かなボディは他に類を見ないブルゴーニュワインです。1992年まで、ヴィレーヌ家とともにDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の共同経営者だったマダム・ルロワですが(現在は完全に退き、マダム・ルロワの甥にあたる、アンリ・フレデリック・ロックが、DRCの共同経営者の職に就ています。)、今やドメーヌ・ルロワのワインはDRCと肩を並べる、ブルゴーニュの巨頭と言われています。


 
 

3種類のルロワ

現在、ルロワのワインには3種類のワインが存在します。

メゾン・ルロワ(ネゴシアン・ルロワ)

Leroy Collection
メゾンワインは、マダム・ルロワの厳しいテイスティングによるチェックの上で買い求めた良質のワインを、自社で熟成させ、出荷しているワインです。飲みごろを迎えるまでルロワ社のセラーで熟成させることで、深い味わいを追及したトラディショナルなスタイルのワインです。ラベルには「Mis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meursault (Cote-d'Or)」と記されています。
 
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ドメーヌ・ルロワ

Domaine Leroy
ドメーヌ・ワインとは、一般的に自社の畑でブドウを栽培し、収穫、醸造、瓶詰めまでを一貫して行ったワインです。ルロワ社のドメーヌ・ワインは、ブドウの栽培にビオディナミ農法を用い、生産量を抑えてより良質なブドウを収穫して醸造。華やかでフルーティでありながら、しっかりとした骨格を持つ、長期熟成も可能なワインです。世界中のワイン評論家からも高い評価を得ています。またヴォーヌ・ロマネに醸造所を構えるため、ラベルには「Mis en bouteille au Domaine Leroy Vosne-Romanee (Cote-d'Or)」と記されています。
 
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ドメーヌ・ドーヴネ

Domaine D’Auvenay
1988年、マダムはドメーヌ設立と同じ年に、夫のマルセル・ビーズと共に、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーブネを購入。現在マダムはラベルに描かれた館に住んでいます。ドメーヌ・ルロワとの違いは、ドメーヌがマダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しているのに対し、ドーブネは100%マダム&夫の持ち物です。それ故に人の意見に左右されない、マダム究極のワイン造りが行われます。「Mis en bouteille au Domaine par Lalou Bize-Leroy S.C. du Domaine d'Auvenay, Meursault」とマダム個人名が記されています。ちなみに "Auvenay" というのは地名から由来しているそうです。
 
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ワインの個性は土地が決定するもの。ワインは畑で生まれ、生産者はその手助けをするだけ

ラルー・ビーズ・ルロワ
ブルゴーニュ、また世界のワイン業界で別格の評価を受けているルロワ。1868年、初代フランソワルロワによりオクセー・デュレスにて設立。その後、フランソワの息子であるジョセフと妻のルイーズ・カテリーにより、ネゴシアン業を拡大。最良の畑を選び、育むことで成功させます。彼らの息子アンリ・ルロワが1919年より家業に参加し、コニャック地方のブランデーをドイツに輸出するなど事業はさらに発展しました。現当主であるアンリの娘、ラルーは1955年に家業に加わります。さまざまな畑に赴きテイスティングを重ねることで培われたその才能は、ブルゴーニュ最上のワインだけを選び続けることによりルロワの地位を絶対的なものにしました。

Henry leroy

1970年代から1980年代にかけて、化学肥料や農薬の散布によってワインの味が微妙に変化してきました。 自然の大地を重んじるラルー・ビーズ・ルロワは1988年、ドメーヌ・シャルル・ノエラを買収し、ドメーヌ・ルロワを設立。翌年にはジュヴレ・シャンベルタンにも畑を購入。自分自身が納得するワインを造り始めます。そのワイン造りで最も特徴的なものがバイオダイナミクス農法(ビオディナミ)です。(*化学肥料を排除し、天体の引力を利用する自然農法)さらには徹底した選果によるブルゴーニュでも非常に低い収穫量。

ドメーヌ・ルロワのワインはブドウの持つ力が最大限発揮された、まさにテロワールそのものなのです。同時に1988年には夫のマルセル・ビーズと共にドメーヌ・ドーヴネをたちあげています。サン・ロマンの高台にある、ラベルに描かれた館にマダムご自身も住んでおり、こちらのドメーヌはあくまでも個人所有というかたちになります。ドメーヌ・ルロワとドメーヌ・ドーヴネは全く同じ思想のもと、ワイン造りが行われています。「ワインは世界のエッセンスを持つ世界の贈り物」「あらゆるものは生きているという原則の下、生命力の理解に勤めるということ。ワインつくりはあくまでもその過程」というマダム。そうして生まれてくるワインはブルゴーニュにおいて最も純粋で最も高貴なワインとして、ピラミッドの頂点でありつづけています。

 
  当店のルロワ・ワインは、マダム・ルロワがギャランティ(保証)した蔵出し直輸入ワインです。日本における正規輸入業者・グットリブ㈱(旧社名:高島屋商事㈱)より届けられています。
 ルロワ社のワイン作りにおいては、まずブドウを育む「土」を大切にしています。畑は、生態系を壊さないように配慮され、除草剤、殺虫剤、合成肥料などを使用せず、また、どのような科学的処置もほどこしていません。その代わりに、地球の、さらには宇宙のリズムに従って畑を管理しています。それは、大地の働きや土壌の再生、そして一年のサイクルに沿って行われるブドウ作りに大変重要な作用を及ぼし、素晴らしい果実を生みだします。こうして作られたワインは、伝統的な方法で瓶詰めされ、瓶の中で熟成を重ねるうちに高貴で自然な澱を発生させます。この澱こそ、ワインが瓶の中で生きている証拠です。濾過などをして、この澱の形成を妨げないでください。それはワインから命を奪い、このワイン特有の長所の大部分を失うことを意味するのです。
 ワインは12度から15度の間の定温で、そして最低80%から85%の湿度の中で保管されなければなりません。これをおろそかにしますと、ワインの品質を劣化させる事になります。(バックラベルより)
 限定入荷のため、品切れおよび希望数量が揃わない場合はご容赦ください。