オーストリアで高品質且つ安定供給できる赤ワインを造るという目的の元に、結集した3人（ティポール セメス、FXピヒラー、マンフレッド・テメント）によるジョイント・ベンチャー。「T-FX-T」とは、その3人の頭文字。

　気候と土壌の条件で赤ブドウ生産に優れたブルゲンラント州の中部、ミッテルブルゲンラントに位置し、ホリチョンワイン協同組合に加盟している農家のうち、優れた畑を所有している25軒と契約、現在25haがアラホンプロジェクトに使用されている。栽培に関しては主にF.X.ピヒラーが指導し、樹齢20年以上のぶどう樹から良質なぶどうを得ている。
　世界的にも著名な建築家によるワイナリーは、自然石を使った美しい外観と赤を基調としたモダンな内装。温度コントロールされたステンレスタンク、1000以上のフランス産バリック樽が整然と並ぶ美しいセラーなど驚くほど近代的な設備。1996年に最初のキュヴェをリリースしました。