Staatsweingüter Kloster Eberbach
クロスター・エバーバッハ・ヘッセン州立醸造所
ドイツ:ラインガウ
「カビネット」の生みの親
この土地でのぶどう栽培は9世紀から歴史が残るが、12世紀シトー修道会によりクロスターエバーバッハ修道院が建てられ、以後修道僧たちの厳格な生活の中でワインづくりが行われ、院の大きな収入源になっていた。賓客をもてなすために、特に品質の良いワインをキャビネットに保管したことが、現在の‘Kabinett’の由来になったとされる。
18世紀以降、フランス革命の影響、それに続くナポレオンの支配下で修道院は解散させられたが、ナッサウのヘルツォーグ家、その後プロイセン王国などの管理下に渡りながらワインづくりは続けられ、1945年からはヘッセン州による経営が始められた。現在、300haのワイン畑は単独所有のものとしては ドイツでも最大規模で、うち134haでぶどうが栽培されている。ケラー内には修道院僧らによるワインづくりを伝える器具がそのまま残されており、 ドイツワイン文化を今に伝える場となっている。
クロスター・エーバーバッハ リースリング・クラシック
Kloster Eberbach Riesling Qba Classic
[白:辛口]
ぶどう品種:リースリング
クラシックはアロマ豊かでバランスがとれ、リースリングの魅力を表現した典型的な辛口ワインです。
シュタインベルガー・リースリング
Steinberger Riesling Qba
[白:やや甘口]
ぶどう品種:リースリング
ラインガウの3大銘醸畑のひとつ。リースリング種のしっかりした酸味と上品なフルーティさが調和した、深みあるワインです。
シュタインベルガー・リースリング・カビネット
Steinberger Riesling Kabinett
[白:やや甘口]
ぶどう品種:リースリング
ラインガウの3大銘醸畑のひとつ。ほのかな甘味の背後に、鋼のように引き締った男性的な世界が広がる、味わい深い逸品です。
シュタインベルガー・リースリング・シュペートレーゼ
Steinberger Riesling Spatlese
[白:やや甘口]
ぶどう品種:リースリング
甘味・酸味・果実味、すべてが凝縮された、素晴らしい出来栄え。長い熟成の世界が期待されます。