2021 シュタインベルガー・リースリング・カビネット
クロスター・エーバーバッハ


Steinberger Riesling Kabinett
Staatsweingüter Kloster Eberbach

ラインガウの3大銘醸畑のひとつ。ほのかな甘味の背後に、鋼のように引き締った力強い世界が広がる、味わい深い逸品です。
ライチやフローラルな香りが広がり、ほのかな甘味のある果実味が心地よく広がります。引き締まった味わいが印象的なワインです。

 
ヴィンテージ 2021
原産国 ドイツ
産地 ラインガウ
地域 ラインガウ
アペラシオン ラインガウ
生産者 クロスター・エーバーバッハ
容量 750ml
ぶどう品種 リースリング
味わい 中甘口 フルーティー
アルコール度数 8.0%
輸入元 ファインズ
 
農法:サスティナブル

 
この土地でのぶどう栽培は9世紀から歴史が残るが、12世紀シトー修道会によりクロスターエバーバッハ修道院が建てられ、以後修道僧たちの厳格な生活の中でワインづくりが行われ、院の大きな収入源になっていた。賓客をもてなすために、特に品質の良いワインをキャビネットに保管したことが、現在の‘Kabinett’の由来になったとされる。

18世紀以降、フランス革命の影響、それに続くナポレオンの支配下で修道院は解散させられたが、ナッサウのヘルツォーグ家、その後プロイセン王国などの管理下に渡りながらワインづくりは続けられ、1945年からはヘッセン州による経営が始められた。現在、300Haのワイン畑は単独所有のものとしては ドイツでも最大規模で、うち134Haでぶどうが栽培されている。ケラー内には修道院僧らによるワインづくりを伝える器具がそのまま残されており、 ドイツワイン文化を今に伝える場となっている。
 

クロスター・エーバーバッハのページへ

Staatsweingüter Kloster Eberbach