Château de Saint Cosme

シャトー・ド・サン・コム

フランス:コート・デュ・ローヌ
南フランス、コート・デュ・ローヌのジゴンダスの名門生産者、シャトー・ド・サン・コム。14代当主であるルイ・バリュオール氏は、ワイン・スペクテーターにて「ジゴンダスの天才」と称されるフランスを代表する造り手です。各ワイン評価誌にて高評価を受けており、ローヌのトップワイナリーの1つとして注目を浴び続けています。
 

 
1992年、35年間に渡ってシャトー・ド・サン・コムを守ってきた父のアンリ・バリュオール氏の畑を譲り受け、息子のルイ・バリュオール氏が14世代目の当主に就任しました。1970年代からローヌでいち早くオーガニック農法を取り入れる等、父が行ってきた栽培や熟成方法を基に、ルイ・バリュオール氏は他の地域からも広くアイディアを吸収し、ワイン造りに取り入れ、更に品質を高めています。
 
Rouge
2021 コート・デュ・ローヌ・ルージュ
¥1,890
2020 レ・ドゥー・アルビオン・ルージュ
¥2,560
 
シャトー・ド・サン・コムの畑は、南フランス・ローヌ地方の中でも南部に位置するジゴンダスにあります。モンミライユ山の裾野と中腹に位置しており、山から吹き下ろされる微風を常に受けることで病害虫から守られ、健全なブドウが結実。さらに、朝日が当たる時間に畑はちょうど山の影となり、周辺に比べて日照時間が2時間ほど短いため、ブドウは適度な酸を保ちながらじっくりと熟し、ワインにはエレガントな風味が生まれます。
 

 
また、ユニークなのがその土壌。1,100万年前の粘土と石灰岩が表出している独特な質は、ローヌ地方では唯一のもので、他にはバローロやバルバレスコといった、イタリア ピエモンテで見られる貴重な土壌です。水はけも良く、高品質のブドウが収穫されます。
 
現在、シャトー・ド・サン・コムでは全ての畑でオーガニック農法を実施。フランスのオーガニック認証機関エコサートより認定されています。また、造り出されるワインは野生酵母を使用して全房発酵し、熟成後はノンフィルターで瓶詰めしています。ルイ氏はテロワールの個性を素直に反映したワイン造りを目指し、自然をリスペクトしながら可能な限り手作業でのワイン造りを行うなど、並々ならぬ努力を続けています。