ドメーヌ・ルフレーヴ【宮武酒店.com】

Domaine Leflaive

ドメーヌ・ルフレーヴ

ピュリニー・モンラッシェの至宝

　ピュリニー・モンラッシェの至宝、王者というべき白ワインの偉大なドメーヌです。歴史は1580年まで遡ることができますが、ヴァンサン、ジョー兄弟によって現在の世界的名声が高められ、ヴァンサン氏の娘である現在の当主アンヌ・クロード女史が進化させています。2006年には、英国のワイン専門誌「デキャンター」が“世界一の白ワインメーカー”に選んでいます。
　土地の個性が現れたワインをつくり続け、エレガントでピュアな果実味、バランスのとれた繊細な複雑性のワインスタイルは、常に安定した品質とともに多くのワイン愛好家を虜にしています。

ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。

　80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに傾倒。故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ農法を実践する。

アンヌ・クロード・ルフレーヴ女史が残念ながら2015年に他界。現在は、オリヴィエ氏とアンヌ・クロード女史の甥にあたるブリス・ド・ラ・モランディエール氏が、先代が築き上げてきた偉大な功績の跡を継ぎ、ドメーヌの発展を牽引しています。

Leflaive et Associes
　2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウによるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。なお、ルフレーヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。