Bodegas Caro
ボデガス・カロ
アルゼンチン
アルゼンチンのトップワイナリー「カテナ」とシャトー・ラフィットによるジョイントワイン
シャトー・ラフィットを有するドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)の総帥エリック男爵とアルゼンチンでトップの品質を誇るカテナ社のニコラス・カテナ氏のジョイント・ヴェンチャーから生まれました。アルゼンチン・メンドーサ地区の同ワイナリーの醸造責任者はエステラ・ペリネッティ女史。「カベルネとマルベックのブレンドという、ボルドーの古い伝統的な組合せをアルゼンチンで復活する」という意欲的な試みを、DBRの海外部門統括醸造責任者のクリスチャン・ルソメール氏(元シャトー・ラトゥールの醸造責任者)との共同作業で見事に成功に導いています。
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)オフィシャル・サイトより
1998年、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット 以下DBR)とカテナ家の間で、提携話が持ち上がりました。意気投合した両家は、すぐに、フランスとアルゼンチンの文化、そしてそれぞれの特産の葡萄品種、マルベックとカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせたワインを造るプロジェクトに取りかかりました。
3世代にわたりワインを造ってきたカテナ家は、高い標高に位置するメンドーサのテロワール(土壌環境)の知識とマルベックへの情熱を、上質の葡萄畑を見つけるために生かしました。DBRはカベルネ・ソーヴィニヨンに関する長年の技術と、上質のワインをブレンドするノウハウを提供しました。両社は1999年に技術交換と選別作業を実施し、2000年に、両社の提携に値する素晴らしいワインを造りました。この初のヴィンテージの生産量は非常に限定されています。2002年末に発売されたこのワインは、2人の「親」が思い描いていたようなできとなりました。
現在、メンドーサの中心部にワイナリーを建設中です。新しい醸造所でワインが醸造されるのは、2002年になる見込みです。ボデガス・カロで使用されている樽は全てポーイヤックのDBRの樽工房で造られています。
アマンカヤ
Amancaya
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン50%、マルベック50%
アンデスの高地に咲く小さな花「アマンカヤ」にちなんだワイン。フレンチ・オーク(新樽15%)で12ヶ月熟成させたもので、紫色をおびた濃い色あい、ブラックチェリーや野苺などの凝縮味とともに、ミントを思わせる爽やかさと樽熟に由来するスモーキーなヴァニラの風味が特長。非常にバランスのよい味わいを持ったコスト・パフォーマンスの高いワイン。
カロ
Caro
[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン、マルベック
ラフィットで作られたフレンチ・オークで18ヶ月間熟成。紫色をおびた暗く深い色合いで、ラズベリーやブラックチェリーなどのベリー系果実の凝縮された香りと乾燥したバラの花、紅茶などの複雑な香りが次から次へと立ち上る。口に含むとシルクのようにキメの細かなタンニン、そして若々しくエレガントな酸味をもっている。豊かなコクに由来する心地良い甘さもあり現在でも楽しめる美味しさを持ったワイン。