2013 ウニコ
ボデガス・べガ・シシリア
Unico
Bodegas Vega Sicilia
ベガ シシリアは古くは11世紀の文献に名が記されていた由緒ある農園で、ワイナリーとしては19世紀に創業。1982年にアルバレス家所有となり、歴史を守りつつも試行錯誤を重ね、さらなる発展を遂げています。
ウニコは最低でも10年の熟成を経てからリリースされる「唯一」の名前にふさわしい逸品。収量は約25hl/ha。様々なサイズの自家製アメリカンオーク樽やフレンチオーク樽に入替えを行いつつ熟成。さらに熟成。
果実やドライフラワー、ナツメグやリコリスなどのスパイス、バルサミコ酢などのアロマが複雑に溶け合います。繊細な酸と細やかで洗練されたタンニンがあり、いつまでも続く長い余韻。まさに偉大なワインです。
ヴィンテージ情報
9月27日から10月17日収穫。雨が多く涼しい年。穏やかで平均気温をやや上回る冬で、芽吹きも1週間早くなった一方、春は雨が多く、気温が低かったため開花と色づきは前年より10日遅れとなりました。夏は平均気温だったものの、いくつか嵐もあり、ダメージを受けた場所もありました。9月の最低気温は低く、昼夜の寒暖差が非常に大きくなったため、ブドウの成熟が進みました。完熟を待った生産者が多い中、ベガシシリアでは早くに収穫したことが功を奏し、繊細でエレガント、シルキーで垂直方向に伸びやかなワインとなりました。リリース時から楽しむことができるが、さらなる瓶熟も期待できるヴィンテージです。
ヴィンテージ | 2013 |
原産国 | スペイン |
産地 | カスティリャ・イ・リオン |
地域 | リベラ・デル・ドゥエロ |
アペラシオン | リベラ・デル・ドゥエロ |
生産者 | ボデガス・ベガ・シシリア |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | テンプラニーリョ97%、カベルネ・ソーヴィニョン3% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
ワインアドヴォケイト | 97 |
ジェームスサックリング | 98 |
輸入元 | ファインズ |
スペインの至宝
ボデガス・ベガ・シシリアは19世紀に設立され、1982年に現オーナーのアルバレス家所有となりますます発展を遂げています。
マドリッドの北方に広がる高級ワイン産地リベラ・デル・ドゥエロに位置しています。1864年、フランス・ボルドーでワイン造りを学んだリビオ・ルカンダ氏が、 フランスから3種の外来種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベックの苗を持ち込み、リベラ・デル・ドゥエロの土地に植えたことがワイナリーのはじまり。その後1868年、息子のエロイ・レカンダ氏が「ボデガス・ベガ・シシリア」としてワイナリーを創設しました。
ベガ・シシリアでは「最高のワインはまだ造られていない」という信念の元、流行を追うのではなく。物事の本質を捉え、原点や伝統に重きを置いています。最高の品質を追求するため、自社でアメリカンオーク樽を製造、フレンチオーク樽の修理を行なっています。また、近年では生産者が減ってしまったスペインの伝統的なマルチヴィンテージ、「ウニコ・レゼルバ・エスペシアル」も造り続けています。ワイン樹の樹齢も古ければ良いとは考えず、平均35年を維持し、理想的な品質を保ち続けています。こうした理念はグループ全体に共通し、当主アルバレス氏は「100年後にすべてのワイナリーをベガ・シシリアのクオリティにしたい」と考え、品質に惜しみない投資を行っています。
1000haの所有畑のうち、ブドウ畑として210ha所有(140haをウニコとバルブエナ、70haはアリオンに使用)。ブドウ畑210haを19の土壌タイプ、52の区画に分けて管理。ティント・フィノ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローの3種を植樹。100年以上前からブドウ栽培が行われており、ベガ・シシリア独自のクローンが育つ。10年未満の若木のブドウは使わず、平均樹齢35年を維持。栽培は20年以上前からビオロジック農法で行っています。
ワイナリーでは、自然環境との共存を尊重するため、化学肥料や除草剤を一切使用しません。ISO14001を取得し、水資源の節約や、排水の適切な処理、多様な品種の植林をはじめ二酸化炭素排出量の削減等に取り組んでいます。
ボデガス・ベガ・シシリアのページへ
マドリッドの北方に広がる高級ワイン産地リベラ・デル・ドゥエロに位置しています。1864年、フランス・ボルドーでワイン造りを学んだリビオ・ルカンダ氏が、 フランスから3種の外来種カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベックの苗を持ち込み、リベラ・デル・ドゥエロの土地に植えたことがワイナリーのはじまり。その後1868年、息子のエロイ・レカンダ氏が「ボデガス・ベガ・シシリア」としてワイナリーを創設しました。
ベガ・シシリアでは「最高のワインはまだ造られていない」という信念の元、流行を追うのではなく。物事の本質を捉え、原点や伝統に重きを置いています。最高の品質を追求するため、自社でアメリカンオーク樽を製造、フレンチオーク樽の修理を行なっています。また、近年では生産者が減ってしまったスペインの伝統的なマルチヴィンテージ、「ウニコ・レゼルバ・エスペシアル」も造り続けています。ワイン樹の樹齢も古ければ良いとは考えず、平均35年を維持し、理想的な品質を保ち続けています。こうした理念はグループ全体に共通し、当主アルバレス氏は「100年後にすべてのワイナリーをベガ・シシリアのクオリティにしたい」と考え、品質に惜しみない投資を行っています。
1000haの所有畑のうち、ブドウ畑として210ha所有(140haをウニコとバルブエナ、70haはアリオンに使用)。ブドウ畑210haを19の土壌タイプ、52の区画に分けて管理。ティント・フィノ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローの3種を植樹。100年以上前からブドウ栽培が行われており、ベガ・シシリア独自のクローンが育つ。10年未満の若木のブドウは使わず、平均樹齢35年を維持。栽培は20年以上前からビオロジック農法で行っています。
ワイナリーでは、自然環境との共存を尊重するため、化学肥料や除草剤を一切使用しません。ISO14001を取得し、水資源の節約や、排水の適切な処理、多様な品種の植林をはじめ二酸化炭素排出量の削減等に取り組んでいます。
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