2017 インピーニア アリアニコ チンクエ・クエルチェ
サルヴァトーレ・モレッティエーリ


Irpinia Aglianico Cinque Querce
Salvatore Molettieri

ステンレスタンクで醗酵、バリックと大樽で24ヶ月熟成
 
透明感のあるルビー。チェリーのような可愛らしさを持ちつつも深い果実香、豊富なタンニン、充実した酸を連想する、重層性ある香。 香り通りのどっしり構えた味筋なのに非常に重心が高く、冷ややかさすらも感じる事ができるのは、標高500mを超える畑の環境のおかげか。

 
ヴィンテージ 2017
原産国 イタリア
産地 カンパーニャ
地域 カンパーニャ
アペラシオン インピーニア・アリアニコDOC
生産者 サルヴァトーレ・モレッティエーリ
容量 750ml
ぶどう品種 アリアニコ100%
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 14.5%
 
敬意と共に「南のバローロ」と称賛される、カンパーニャ州DOCGの帝王格、タウラージの生産者。ナポリから東に約50kmの内陸で、人を拒絶するかのような 急峻な山岳地帯、アヴェリーノ県に広がるタウラージDOCG。そもそもタウラージは軽佻浮薄なワインどころではないし、サルヴァトーレは「モダンな味覚」に など、さらさら譲歩するつもりのない人物。
 

 
かくして、彼のタウラージの生まれたときの姿は、赤紫系の青い色合いも濃くて、容赦のない強烈さをそなえており、ワインの爆弾ともいうべき趣はこれまでに味わったいかなる若いワインとも、ほとんど比べものにならない。第一次アロマは常に控えめだが、第二、第三の 香りを身につけるにつれ、複雑なブーケをまとい始める。ヴィンテッジから6~7年目に入る頃から、この記念碑的なワインはその深遠な相を呈しはじめ、四半世 紀からそれ以上のあいだ、さらに向上し続けるばかりである。 「イルピーニア アリアニコ」、「タウラージ」、「タウラージ・リゼルヴァ」は、すべてアリアニコ100%からなり、同じ畑から生まれるものです。(ヴィー ニャ チンクエ・クエルチェ)収穫の段階で、どのブドウがどのワインになるのかは決まっており、樹齢の高いブドウの実のみがタウラージになり、良年にはリゼルヴァも生産されます。