2020 ノース・カンターベリー・オレンジ
ピラミッド・ヴァレー・ヴィンヤーズ
North Canterbury Orange
Pyramid Valley Vineyards
輝くピーチ、オレンジがかった色調を持ち、安心感のある有機的で軽い濁りを持つ。焼けたオレンジの皮とナッツのような複雑さとともに、立ち昇る花のアロマがグラスから飛び出してくる。愛らしい繊細なフェノリックが口中を満たし、ワインに素晴らしい重みとテクスチャーを与えている。オレンジの皮、桃、ネグローニ(ジン、カンパリ、ベルモットを合わせたカクテルの一種)のような風味が続く。タパススタイルの様々な料理と相性の良いワイン。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | ニュージーランド |
産地 | カンターベリー |
地域 | カンターベリー |
アペラシオン | カンターベリー |
生産者 | ピラミッド・ヴァレー・ヴィンヤーズ |
色 | オレンジ |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・グリ87%、マスカット7%、リースリング4%、ヴルツトラミネール2% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ラック・コーポレーション |
1999年にノース・カンタベリーのワイカリ近くに敷地を購入し、2000年からピノ・ノワールとシャルドネを、ビオディナミ農法で、そして接ぎ木なしで植樹を始めたのは、 ブルゴーニュに傾倒していたマイク&クラウディア・ワーシング夫妻。4区画2.2ヘクタールの畑は栽培密度が10,000〜12,000株/ha。 羊の牧草地に囲まれた地で、紀元前2〜3万年前に地殻変動で隆起した石灰岩が頂に見え、丘の下方の粘土層が重なり合うその接点を開墾した。
2017年、アメリカ人のスティーブ・スミスMWとブライアン・シェスという仲の良い友人2人が、 「非の打ちどころのないワインと、共有できる感動的な体験を生み出す」という長年の夢を実現すべく、ピラミッド・ヴァレーの歴史を引き継いだ。創設者ワ―シング夫妻によって植樹された4区画は今もそのまま残り、 堆肥造りや、プレパラ造りも自社でおこなうなど、造りもマイクから受け継いだビオディナミ農法をしっかりと継承する。それぞれの区画には、その区画で最も勢いのよい草花の名をつけ、ラベルにもその絵が描かれている。
2017年、アメリカ人のスティーブ・スミスMWとブライアン・シェスという仲の良い友人2人が、 「非の打ちどころのないワインと、共有できる感動的な体験を生み出す」という長年の夢を実現すべく、ピラミッド・ヴァレーの歴史を引き継いだ。創設者ワ―シング夫妻によって植樹された4区画は今もそのまま残り、 堆肥造りや、プレパラ造りも自社でおこなうなど、造りもマイクから受け継いだビオディナミ農法をしっかりと継承する。それぞれの区画には、その区画で最も勢いのよい草花の名をつけ、ラベルにもその絵が描かれている。
2018ヴィンテージから新しく登場するのが、「アペラシオン・シリーズ」。 以前はマイクの気に入った自然栽培をしているワイナリーの畑を借りて造ったブドウを醸造した「グロワーズ・コレクション」だったが、 2018ヴィンテージからは生産地にこだわり、ニュージーランドの代表的産地マールボロ、ノース・カンタベリー、セントラル・オタゴのワインを造る。 ノース・カンタベリーはワイパラの4つの畑のブレンドで造られ、セントラル・オタゴは、2018年新たに取得した畑で、 バノック・バーンとベンディゴの間に位置するサブリージョン ローバーンに位置するマナタ・エステートで造られる。どちらも産地の特徴がしっかりと表現されるスタイルだ。2018年に新たなスタートをきったピラミッド・ヴァレー。先代の造りを踏襲しながら、さらに新しい試みにも挑戦し、ワイナリーの可能性を広げている。