2019 コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ
ドメーヌ・ダンデゾン(エステザルグ協同組合)
Cotes du Rhone Villages Signargues
Domaine D'andezon(Les Vignerons d’Estezargues)
バリック(1~4年樽)で12ヶ月熟成し、ろ過も清澄もせず瓶詰めします。まったく透けないと言っても過言ではないほどの濃い色で、甘い果実味の中に、シナモンやスパイスの香りも感じられます。ボリュームがとてもあり、飲み応えは充分過ぎるほどですが、その中にも甘い果実の風味もあって、大変バランスのよいワインです。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | フランス |
産地 | コート・デュ・ローヌ |
地域 | 北部ローヌ |
アペラシオン | コート・デュ・ローヌ |
生産者 | ドメーヌ・ダンデゾン(エステザルク協同組合) |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シラー100% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
輸入元 | 稲葉 |
ドメーヌ・ダンデゾン
所有者:ティエリ・ヤンピエトロ
1965年生。エステザルグの組合員。1990年からダンデゾンの畑の責任者。
35haの畑は海抜200mに位置し、ワインは50%がドメーヌ名でリリース、残りはエステザルグ葡萄栽培者組合のワインにブレンドするか、ネゴシアンに売ってしまいます。ヴァリギエール村とは別に、直線距離で約5kmのエステザルグ村にもダンデゾンの畑があります。通常はヴィラージュのシラーとヴィエイユ ヴィーニュの一部はこちらの畑からのものです。ふたつの村は近いが気候は異なり、ヴァリギエール村の方が2週間程遅く摘み取ります。タイプは、エステザルグがパワフル、ヴァリギエールはフルーティで果実味が特徴です。畑では、必要に応じて、適切な処理を行っています。基本は、除草剤を使わず、銅や硫黄を使用。病気に罹った際には、薬を使うこともあります。
ラベルに牛が使われているのは、元醸造責任者のニックが牛が好きだったことと、ラベルを見て「雄牛=フルボディ」というたくましいイメージを連想させるためだそうです。
エステザルグ協同組合
南仏、アヴィニョン南西のエステザルグ村にある、10名の栽培家から成る小規模な協同組合です。日常的な価格にもかかわらず目覚ましく純度の高い味わいは、パリやフランス全土で絶大な人気を誇リます。現在の醸造法を確立したのは、この組合の前醸造長だったジャン・フランソワ・ニック氏。現在の醸造責任者はドゥニ・デュシャン氏で、全てのワインの醸造は彼が行っています。ぶどう畑の作業はドニ・デュシャン氏のアドヴァイスをもらいながらそれぞれの栽培家が行っています。 ワインは「ノン・フィルター」「ノン・コラージュ」野生酵母のみの発酵で SO2 の添加もできる限り抑えます。ドメーヌ名のものは畑の所有者である栽培家になります。