1800年代中頃小作人の息子として生まれたジュゼッペ・ジャコーザ氏は小作人でいることを良しとせず、ブドウの仲介業者、ワイン商人を経て1895年ネイヴェ村のボルゴヌオーヴォに自社のワイナリーを創立しました。そして2つの世界大戦から1960年にかけては、息子のレオーネがアルバ産ワインの品質向上に力を注ぎ、苦しかったこの時代に未来への活動基盤を築きました。彼の後を継いだ2人の息子達、さらにそれぞれの息子達は揃って洞察力に優れ、市場のニーズを常に敏感に感じ、自らのワイン造りに取り入れてきました。“ワインの品質は畑で決まる”を基本理念とし、各ブドウ品種に適した条件(気候や土壌など)を備えた畑を的確に選び、あらゆる外敵からブドウを守り、こうして収穫されたブドウの持つ性質を歪めることなく最大限に引き出すことに彼らは常に力を注いでいます。
Rouge