Vegan Wine
ヴィーガンワインとは、原材料・製造工程において、動物性由来の物質を使用していないワインのことです。
ワインは貯蔵中に不要なタンパク質やタンニンを取り除くための「清澄」という工程があります。その清澄という作業で動物由来の卵白、カゼイン(牛乳由来のタンパク質)、ゼラチン、アイシンググラス(魚の浮袋由来のゼラチン)を用います。
ヴィーガンワインと言われるものは、動物由来でなく、植物性由来の珪藻土(ベンナイト)を清澄剤として使われます。珪藻土は全米各地で採掘される粘土の一種で、タンパク質を除去することができます。また、清澄そのものも行わない生産者もいます。
美味しいおすすめヴィーガン認証ワイン
世界各国のヴィーガン認証マーク
認証機関:EVU(ヨーロッパベジタリアン連合)
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V-LABEL(ブイ-ラベル)EVU(ヨーロッパベジタリアン連合)が運営する大きな機関で、それだけに日本でも度々目にする機会があると思います。ヴィーガンマークの他に、ベジタリアンマークがあります。
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認証機関:ICEA(Istituto per la Certificazione Etica ed Ambientale)
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ICEA VEGAN(イチェア ヴィーガン)イタリアに本部のある動物保護団体で、主に動物実験廃止のための活動をしています。
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認証機関:ベジタリアン協会
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The Vegan Society(ヴィーガンソサイエティ)最も歴史のある「ベジタリアン」協会。本拠地イギリス内でも最も広く認知されているそうです。認証商品も約54,000個以上あり、ベジタリアンマークの他にヴィーガンマークもあります。
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認証機関:ニュージーランドソサエティ
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NZ Vegetarian Society(ニュージーランドベジアリアンソサイエティ)創設者「ジェフリー・ホドソン」によって、菜食主義を75年以上提唱し、ニュージーランドオークランドで誕生した。認証マークは、イギリスのベジタリアン協会をベースに、独自の認証制度を制定している。ヴィーガンマークとベジタリアンマークがあります。
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認証機関:Vegan Australia
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Vegan Australia(ヴィーガンオーストラリア)ビーガンオーストラリアは、オーストラリア各地から集まった情熱的なビーガンのボランティアメンバーによって、2012年に結成された団体です。2014年には、企業として独立しヴィーガンの認証制度などを設けています。
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認証機関:ベジプロジェクトジャパン
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NPO法人ベジプロジェクトジャパン2016年に設立し、ベジプロジェクトジャパンが認証機関となっています。認証基準については、「動物性不使用・動物実験禁止」があります。また、ヴィーガンとベジタリンマークの2種を用意しています。
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認証機関:日本ヴィーガン協会
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JAPAN VEGANCERT SOCIETY2020年に設立し、日本ヴィーガン協会の下部組織ヴィーガン認証協会が認証機関になります。現在は、300店舗以上のレストランに採用されており、商品用とレストラン用に認証マークがあります。マークについては、カフェ・広告および各種食品分野で日本国内においての商標権登録済です。
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