2018 マジ・シャンベルタン
ドメーヌ・トーズ


Mazis-Chambertin
Domaine Tawse

マジの中でもマジ・バから生み出されるこのワインは、一切の贅肉を削ぎ落としたタイトなボディ。コリコリッと音を立てそうなほど、フレッシュなダークチェリーの香りがする。キメの細かなタンニンがストラクチャーを形作り、堅牢。長期熟成のポテンシャルは高い。

 
ヴィンテージ 2018
原産国 フランス
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
アペラシオン マジ・シャンベルタン
生産者 ドメーヌ・トーズ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.5%
 
農法:ビオディナミ

トーズは、古典的なジュヴレ・シャンベルタンの造り手として知られたドメーヌ・モームが、カナダのモレ・トーズ氏に買い取られ、2011年から始まったドメーヌ。実質2012年がドメーヌ・トーズのファーストヴィンテージとなりますが、2016ヴィンテージより、ラベルから遂にモームの名が外れ、ドメーヌ・トーズとなりました。 造り手のマーク・フィンチャム氏はイギリス出身。シャトーヌフ・デュ・パプを中心にワイン造りに携わった後、2010年にマルシャン・トーズに着任し、ドメーヌ・トーズとしては、2012年のファーストヴィンテージから携わっています。
 

 
2012年ヴィンテージよりビオディナミによる耕作に移行したことで、ワインは以前ドメーヌ・モームが仕立てていたクラシカルなスタイルから、フレッシュなスタイルへと変化。ピジャージュは控えめに行います。発酵においては基本的に100%除梗ですが、キュヴェにより全房を使用する場合も。新樽率は25~50%で、熟成は15~18ヵ月間行います。そうして造られるワインは、フレッシュな果実味が魅力の、生き生きとしたスタイル。ビオディナミに転換したことでこれからの進化に期待が高まる、注目のドメーヌです。