Domaine Roblet Monnot

ドメーヌ・ロブレ・モノ

フランス:ブルゴーニュ(ヴォルネイ)
 

祖父の時代から除草剤を一切使用せず、97年からビオディナミを実践。ロブレ・モノのワインに表現されるクリスタルの如き透明感のあるピュアで清らかな世界。同時に、自然の畏怖さえ感じさせる大地のエネルギーを湛えたワイン。
 
ピノ・ノワールの究極的な美を体現するようなワインを造りながら、日本であまり知られていなかったドメーヌだが、当主のパスカル・モレは、ブリニー・レ・ボーヌ村でひっそりと暮らし、ワイン造りに関しては、かのジャイエやコシュ・デュリのように、目立ったことはせず、コツコツと少しずつ確かに、自然と向き合って美しい仕事だけをしてきた。庭に小さな花が咲いているのを目にするだけで、涙をこぼしてしまうような、静かに心の中に詩を刻みながら、自分だけの美しい世界観を見ている人。決して気取ることもなく、強い主張や立ち振る舞いにも派手さはないが、「クリスタル的ピュアさ」と表現されるほど、透徹した美意識が貫かれた、かくも美しいワインを創り出す。
 

 
比類なきロブレ・モノならではの味わいと世界観は、祖父の時代から除草剤に汚染されていなかった畑を継承後、ブルゴーニュで誰もビオロジック栽培さえ行われていなかった90年台後半からビオディナミを実践。植樹密度をルロワの一部の畑のように、12,000本/haまで高め、収量は30〜35hl/haまで抑え、またDRCやかつてのアンリ・ジイエのような極僅かのトップ・ドメーヌ同様、赤ワインで長期シュール・リーを行う等、究極的な栽培やワイン造りから導き出されてきたもの。「クリスタル的」と表現するされるが、決して氷のように冷たく、近づき難いクリスタルではなく、そこはかとない優しさ、上品でふんわりとした甘やかな果実味に包み込まれるような透明感、ピュアリティである。自然を愛し、大地と生きる、”農民詩人”のようなパスカル・モレの優しさがワインにも表れている。

Rouge
2015 ブルゴーニュ・ピノ ・ノワール
¥2,780  品切中
2016 ポマール・ヴィラージュ シャンラン・オー
¥11,500
2014 ヴォルネイ PC タイユピエテ
¥14,800  品切中
2011 ヴォルネイ PC タイユピエテ
¥10,400  品切中
2017 ヴォルネイ PC プテュール
¥21,000