2020 ニュイ・サン・ジョルジュ PC オー・ザルジラ
ドメーヌ・ジャン・タルディ
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Aux Argillats
「オー ザルジラ」はニュイ・サン・ジョルジュの街のすぐ北に位置する1級畑で、その名は粘土質が多いことに由来。100%除梗し、低温でのプレマセレーションの後発酵。熟成はオーク樽で17ヶ月(新樽40%)。
赤スグリ、ダークチェリーにスミレや革のニュアンス。凝縮してボリューム感があり、しっかりしたタンニンを持った厳格さのあるワイン。熟成が楽しみな1本。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | コート・ド・ニュイ |
アペラシオン | ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ |
生産者 | ドメーヌ・ジャン・タルディ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
アランメドウズ | 91 |
ワインアドヴォケイト | 90〜92 |
フラジェ・エシェゾー出身のヴィクトール・タルディは1920年からドメーヌ・カミュゼの畑担当として働き、1945年からメテイヤージュ(分益小作)で畑を任されるようになったのが、このドメーヌの始まり。当時ドメーヌ・カミュゼからメテイヤージュで畑を任されていたのはアンリ・ジャイエを含む4つのドメーヌのみでした。1966年に父の後を継いだジャン・タルディはドメーヌ・メオ・カミュゼからニュイ・サン・ジョルジュ、ヴォーヌ・ロマネやクロ ヴージョの畑をメテイヤージュで2007年まで任され、その一方で1981年から自社畑を増やしていきました。1997年から醸造の勉強をしながら、息子のギヨームがドメーヌの仕事に参加。2001年からは醸造責任者として働き、2003年からは当主として引継ぎ、ドメーヌを担っています。現在ではコート・ド・ニュイを中心に4.6ha所有。それぞれのテロワールの個性とピノ・ノワールのフィネスとエレガンスを表現した、ピュアな果実味のワインを生み出しています。90%を輸出していますが、フランス国内では星付きレストランで採用されており、ベタンヌ+ドゥソーヴ2019年版では2つ星に昇格するなど、評価を高めています。