Domaine de la Cadette

ドメーヌ・ド・ラ・カデット

フランス:ブルゴーニュ(ヴェズレ)
 
ジャン・モン􏰀タネ氏が2002年に独立して設立したドメーヌ。
 
ジャン・モンタネ氏は、かつてはワインの名産地として葡萄栽培が盛んに行われていたがフィロキセラの被害によって一時は全滅していたヴェズレ(シャブリとコート・ド・ニュイの中間に位置)のワイン復興に多大な貢献をされてきたヴィニュロンです。
 
ビオロジックの栽培者たちが集まる共同組合「アンリー・ド・ヴェズレー」の組合長を長く歴任されきたが、組合が大手ワイナリーに譲渡されることに決まり、「造るワインが違う」と2002年に独立。組合にぶどうを出荷していた1999年当時から自身所有の畑はビオディナミ農法を導入しており、認定機関「カリテ・フランス」に正式に認定されています。
 

 
「自分の眼と舌で確認してブドウを最高の熟度で収穫し、その完璧なブドウ100%でワインが造れる」と語る。畑は自社と契約、計11haで標高160m前後の粘土石灰質。
培養酵母を使わず、補糖もせず、酸化防止剤は発酵、熟成中は一切使用せず、瓶詰め時に20mg/Lの添加に限り、クリーンな余韻を生む。
 
Blanc
2020 ヴェズレ ラ・シャトレーヌ
¥3,210
 
Rouge
2020 ブルゴーニュ・ルージュ ル・シャン・カデ
¥3,590  品切中
 

グラン・オーセロワについて

シャブリの周縁、数カ所の小規模な栽培地の総称。主な構成地域は4つで、シャブリから南西約15kmのイランシー村などで知られるオーセロワ地区、シャブリの南約40km、ディジョンからほぼ真西に約100kmの位置にあるヴェズレイ村などで知られるヴェズリアン地区、シャブリ東側のトネロワ地区、同西北西ジョワニー地区である。いずれも石灰岩豊富な土壌で、ブルゴーニュに典型的な葡萄が栽培されるが、黒葡萄のセザール(Cesar)、白葡萄のサシー(Sacy)などの固有品種も極わずかに栽培されている。1999年に村名AOCに昇格したイランシー(以前はAOCブルゴーニュ・イランシー)はピノ・ノワール主体の赤ワインのアペラシオン。2003年に村名AOCとなったサン・ブリはブルゴーニュ唯一のソービニヨン・ブラン主体の白ワインのAOC。ミネラル豊富な辛口のシャルドネを生むトネロワ地区も、2006年にブルゴーニュ・トネールというAOCが認定された。
 

 

モンダネ家の所有ドメーヌ

 
ドメーヌ・ド・ラ・カデット

Domaine de la Cadette

 代表者:ジャン・モンタネ 設立:2002年
 
ドメーヌ・モンタネ・トダン

Domaine Montanet Thoden

 代表者:カトリーヌ・モンタネ(奥さん) 設立:2000年
 
ラ・スール・カデット

SARL la Soeur Cadette

 代表者:ヴァランタン・モンタネ(息子) 設立:2010年