安定感のある透き通ったワイン
農学修士所有のベルテ・ボンデ夫妻は1984年にシャトー シャロンに移り住み、1985年に初めての収穫を行いました。畑はシャトー シャロンの丘陵地から少しずつ買い足していき、ラヴィニー村やル ヴェルノワ村の周辺にも所有しています。
2013年には現当主 ベルテ・ボンデ氏の娘エレーヌ女史もドメーヌに参画。親子で力を合わせてワイン造りを行っています。
15haの畑を所有し、白ワイン用ブドウはシャルドネ、サヴァニャンをそれぞれ6ha。赤ワイン用ブドウはピノ ノワール、プールサール、トゥルソーを1haずつ栽培しています。2010年から有機栽培への転換を行い、2013年にはアグリキュルチュール ビオロジックの認証を取得しました。
ブドウは全て手摘みで収穫。キュヴェによっては全房発酵なども行い、個性あるワイン造りを行っています。
コート・デュ・ジュラ レ・グランヴォー
Cotes du Jura Les Grandvaux
［白：辛口］
ぶどう品種：シャルドネ
石灰粘土質。平均樹齢40年。2015年に畑を取得、現在有機栽培に転換中。2015がファーストヴィンテージ。「グランヴォー」=畑の名前。単一畑、 手摘み収穫、除梗せずブドウの房全体を圧搾。約10ヶ月ステンレスタンク熟成。熟成に樽が使われていないため、シャルドネ本来の爽やかな味わいが表現されている。花や黄色い果実のニュアンスで、とてもキレイな酸があり見事なバランスが取れた味わい。
コート・デュ・ジュラ バラノズ
Cotes du Jura Balanoz
［白：辛口］
ぶどう品種：シャルドネ
ジュラ紀前期リアスの泥灰土。平均樹齢30年。「バラノズ」=畑の名前。単一畑。手摘み。除梗せず丸ごと圧搾、樽発酵後、約10ヶ月樽熟（5ー10%新樽） ウィヤージュ、バトナージュを施す。花やアーモンドのフレッシュな香りと、まるみのある樽のニュアンスが楽しめる。十分な厚みととても上品な余韻があり、ブルゴーニュラバーにも好まれるタイプ。
コート・デュ・ジュラ サヴァニエ
Cotes du Jura Savagnier
［白：辛口］
ぶどう品種：サヴァニャン
青泥灰土。平均樹齢15年。単一畑、手摘み収穫、除梗せずブドウの房全体を圧搾。約10ヶ月ステンレスタンク熟成。リンゴやオレンジピールの上品な香りと僅かな苦味で個性を表している。余韻を支える塩味も含まれていて食欲をそそられる。生魚に合わせても生臭さが出にくいため、和食とも楽しみたいワイン。
コート・デュ・ジュラ トリオ
Cotes du Jura Trio
［赤：ミディアムボディ］
ぶどう品種：ピノ・ノワール、プールサール、トゥルソー
砂礫泥灰土。平均樹齢15年。手摘み収穫。選果後除梗し、短めの発酵（1週間）。ステンレスタンクで約10ヶ月熟成。瑞々しく、さくらんぼやイチゴをかじったときのような非常に爽やかな味わいと、胡椒のようなスパイシーなニュアンス。気持ちのいいフレッシュ感、いくら飲んでも飽きないのはこのワインの魅力。
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