2019 シャトー・オルム・ド・ペズ
Chateau Ormes de Pez
ポーイヤックのシャトー・ランシュ・バージュのカーズ氏が経営。恵まれた土地から生まれるワインはコクがあり、しかも洗練された味と、高い評判です。
ジロンド河が運んだ砂利を主体にした砂礫質、一部の地表には泥灰石灰質が広がり、約35haを所有。(ステンレスタンクで発酵、醸し。新樽比率50%で12-15ヶ月熟成。
いきいきとした酸をもった果実の香りが印象的で、口当たりはとても柔らかいです。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | サンテステフ |
格付 | ブルジョワ・エクセプショネル級 |
生産者 | シャトー・オルム・ド・ペズ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン40%、メルロー50%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド3% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
輸入元 | ファインズ |
ペズというのはこの地にある集落の名前で、昔のフランス語で平和を意味する。また、かつてこの地には、今は無きニレ(オルム)の古木が立ち並び、18世紀に起源を持つこの土地にこの名が付与されたのはこうした由来による。19世紀の終わりにこの地の葡萄畑の主人と結婚した1880年生まれのマリー・カーズは、早くに夫に先立たれたことで、この時代ではかなり異例ながら、この所有地の女主人となった。一家の愛情が詰まったドメーヌを、第2次世界大戦前夜、シャトー・ランシュ・バージュの所有者であった弟のジャン=シャルルが買い取り、一族よこの特別なクリュの絆はこうして約1世紀の間続いているのである。
オルム・ド・ペズの畑を構成するふたつの主要な区画はペズ村の両端に位置し、非常に均質で、安定した生産を可能にするテロワールを備えている。1980年代初頭にセラーや発酵室、居住棟などの大規模な設備投資が行われた。しかし、カーズ家の精神で最も重要とされているのは、ワインを愛する者にこの地の門戸を開くことである。ここを訪れる者は魅力あふれるシャンブル・ドートでもてなされ、平和のニレの木々(オルム・ド・ペズ)の木陰に包まれているようなシャトーで、アール・ド・ヴィーヴルを分かち合うことができのである。
2003年クリュ ブルジョワ エクセプショネルに格付け、以降「レ ゾルム ド ペズ」の定冠詞「レ」を取り、現行名に変更。