2022 ボナ・フィデ ピノ・ノワール
クリスタルム
Bona Fide Pinot Noir
Crystallum
キュヴェ名「ボナ・フィデ」とはラテン語で“信頼で結ばれた絆”という意味で、まさにこの畑の生産者である Lötter familyとの30年来の友人関係によって育まれた特別な思い入れのあるシングルヴィンヤード・キュヴェです。
全房使用率は70%。発酵は、ステンレスタンクにて29日間、野生酵母による自然発酵を促します。ブルゴーニュ産の新樽20%にて11カ月間熟成。無清澄・無濾過
ソルト・チェリー、リコリス、ダークチョコレートに加え、ナツメグやクローブの甘いスパイシーな香りが感じられます。タンニンには紅茶 や石灰、酸はキビキビとフレッシュで、グラスの中ではフレダ(畑名)の果実の深みが広がり、柔らかさを増してきます。
ヴィンテージ | 2022 |
原産国 | 南アフリカ |
産地 | ウォーカーベイ |
地域 | ヘルマナス |
生産者 | クリスタルム |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 13.82% |
輸入元 | ラフィネ |
ウォーカーベイのヘルマナス地方、ヤマル・アルデ・リッジに2007年に設立された家族経営の小さなワイナリーです。ピーター・アランは同地区のブシャール・フィンレイソンを運営するフィンレイソン家の第3世代で、2代目よりこの地域にピノ・ノワール、シャルドネを植えたパイオニア生産者です。伝統を踏まえつつも新境地を見出すべく独立し、2008年よりリリース。年産3万本強で、南アフリカのトップレストランやワインショップでも限定入荷しかしない入手困難なカリスマワインです。
「素晴らしいワインはセラー内ではなく畑で造られる」という信条を共感できるブドウ生産者と、自らも栽培から取り組み、ブドウを購入する、という形で流通、雇用をも維持しています。偉大な土壌と手のこんだ農法こそが、凝縮感がありバランスのとれたワインを造り出す上での絶対不可欠な基本、ワイン造りはブドウの樹から生じるものを仕込むのであり、あらかじめ設定した結果をめざして手を加え加工する造りはしない、という哲学のもとワイン造りをしています。