2020 ヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラシコ・スペリオーレ
ラルコ


Valpolicella Ripasso Classico Superiore
L'Arco

ルビーレッドカラー。凝縮感のある香りと、すばらしいストラクチャー。グリルした肉と相性がとてもいい。

醸造・熟成:収穫後、ただちにブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、アルコール発酵が始まる。およそ7日後、ステンレスタンクに移され、3月中旬まで保存される。3月中旬になると、ワインはアマローネのヴィナッチャの上で短期間、再発酵する。この2度目の発酵はリパッソと呼ばれ、ワインにストラクチャーと、アマローネに特有の複雑さを与えるが、それだけでなく、すぐに楽しむことができるようにワインが仕上がる。リパッソの後、定期的に澱引きを行いながら、7月中旬までステンレスタンクで落ち着かせられる。その後、ワインは2.25~20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで6ヶ月間熟成される。

 
ヴィンテージ 2020
原産国 イタリア
産地 ヴェネト
地域 ヴェネト
アペラシオン ヴェネト
生産者 ラルコ
容量 750ml
ぶどう品種 コルヴィーナ55%、ロンディネッラ35%、モリナーラ、クロアティーナ
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 14.5%
輸入元 ラシーヌ

 
 ルーカは、ヴァルポリチェッラの高名なワイナリー「クインタレッリ」で何年も働いており、多大な経験を得た。アズィエンダはまだ設立から数年ではあるが、過去を尊重した、積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統を、そのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。

 ルーカ・フェドリーゴは、ブラジル、アルゼンチンおよびトスカーナでワインをつくるルイーズ・アルベルト・バリケッロとの信頼関係を築き上げ、設立当初からワイナリーをともに運営するにいたった。ふたりは2001年に、2種類の重要なIGTワインを生み出した。それが、ヨーロッパ圏内だけでなく北米や南米でも非常に評価の高い、「ルベオ」と「パリオ」である。この2つのワインには、「アマローネのブドウ」と呼ばれるロンディネッラ、コルヴィーナ、モリナーラとは異なった品種も用い、個性的な品種構成をとる。