2019 ロッソ・デル・ヴェロネーゼ ルベオ
ラルコ
Rosso del Veronese Rubeo
L'Arco
ヴァルポリチェッラの伝統と国際性が混ざり合ったこの個性的なワインは、深い赤色で、スパイスのアロマを持つ。味わいにはすばらしいストラクチャーがあり、かつエレガント。
醸造・熟成:アマローネのように作ったワインと、同様の作り方をしたカベルネ・フランを混ぜたワイン。カベルネ・フランとそれ以外のブドウとは別々に醸造される。優れた房を選別して収穫した後、専用の部屋でお盆にのせて90~100日間乾燥させる。乾燥させられたブドウは圧搾され、数日のマセレーションの後、およそ30日間続くア ルコール発酵が始まる。発酵の後、定期的に澱引きを行いながら、6月中旬までステンレスタンクで落ち着か せられる。その後、2つのワインは混ぜられ、2.25~20ヘクトリットルのスラヴォニアンオークで3年間熟成される。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | イタリア |
産地 | ヴェネト |
地域 | ヴェネト |
アペラシオン | ヴェネト |
生産者 | ラルコ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・フラン、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 16.0% |
輸入元 | ラシーヌ |
ルーカは、ヴァルポリチェッラの高名なワイナリー「クインタレッリ」で何年も働いており、多大な経験を得た。アズィエンダはまだ設立から数年ではあるが、過去を尊重した、積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統を、そのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。
ルーカ・フェドリーゴは、ブラジル、アルゼンチンおよびトスカーナでワインをつくるルイーズ・アルベルト・バリケッロとの信頼関係を築き上げ、設立当初からワイナリーをともに運営するにいたった。ふたりは2001年に、2種類の重要なIGTワインを生み出した。それが、ヨーロッパ圏内だけでなく北米や南米でも非常に評価の高い、「ルベオ」と「パリオ」である。この2つのワインには、「アマローネのブドウ」と呼ばれるロンディネッラ、コルヴィーナ、モリナーラとは異なった品種も用い、個性的な品種構成をとる。