2010 ロッソ・デル・ベピ
ジョゼッペ・クインタレッリ
Rosso del Bepi
Azienda Agricola Giuseppe Quintarelli
ワインの名前にある「ベピ」は「ジュゼッペ」の愛称。クインタレッリでは、アマローネは良年にしか作られないため、アマローネを作らない年には、代わってこのロッソ・デル・ベピが作られる。チェリーの香りをベースに様々なスパイス香のある複雑な香り。骨格もありドライな味わいながら、深みと特有のほろ苦い味わいが口の中に余韻として残る。
ヴィンテージ | 2010 |
原産国 | イタリア |
産地 | ヴェネト |
地域 | ヴェネト |
アペラシオン | ヴェネト |
生産者 | ジョゼッペ・クインタレッリ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | コルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 15.5% |
輸入元 | ファインズ |
ジュセッペ・クインタレッリは、ヴェネトの地で造られるヴァルポリチェッラ、アマローネを語る上で最も重要な生産者の一人であることは間違いない。機械化されたワイン造りが主流の現代において、農作業から醸造、ラベルを貼る作業まですべて手作業で行われている。醸造に関しても自然酵母での自然な発酵は勿論、発酵後も敢えて手を加えず、自然に任せたワイン造りに専念する。毎年僅かにリリースされるクインタレッリのワインのヴィンテージと同地区の他のワイナリーのワインのヴィンテージを比べれば、クインタレッリのワインの熟成の長さは一目瞭然。一部のワインにはバリックも極少量使用するが、基本的に伝統的なスロヴェニア産の古大樽を使い、ゆっくりと長い年月を経て完成に至る。