2019 フォン・シュタイン・リースリング・フェダーシュピュール
ニコライホーフ
Von Stein Riesling Federspiel
Nikolaihof
畑名のフォン シュタインは「石の」という意味。その石ころの多い水はけの良い土地柄を生かし、繊細で洗練された、しかも力強いワインに仕上げています。格はほぼカビネットに相当します。
イム ヴァインゲビルゲの東側にあるフォン シュタイン畑。土壌はレス、ローム、原生岩。大樽で6ヶ月熟成。
フルーティなブドウの旨みとみずみずしさをそのままに感じられる味わい。柔らかく心地よい飲み口のリースリング。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | オーストリア |
産地 | ニーダーエスタライヒ州 |
地域 | ヴァッハウ |
アペラシオン | ヴァッハウ |
生産者 | ニコライホーフ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | リースリング100% |
味わい | 辛口 フルーティ |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ファインズ |
2000年もの昔、ローマ人がドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンに建設したワインセラーがワイナリーの土台となっています。当時ローマ軍の兵士は1日に2リットルものワインを飲んだと言われ、滞在する場所はワイン生産に適していることが条件でした。ワイナリーのシンボルとなっている聖ニコライ修道院は 985年に建造されたもの。1894年にサース家の所有となり、ワイナリーとして復活させました。当主のニコラウス サースと息子のニコラウスJr.が栽培・醸造を手がけ、クリスティーネ サース夫人が輸出や啓蒙を主に行う家族経営です。1971年という早くからビオディナミ農法を取り入れたビオディナミの先駆者で、demeter(デメテール)の認定も1992年に国内でいち早く取得しています。ワインはピュアな味わいかつ複雑さ、芯の強さと奥ゆかしさがあり、熱狂的なファンをもち、時にモーツァルトの音楽に例えられることもある魅惑的な味わいです。