2018 アルボワ・シャルドネ V.V.
ドメーヌ・リジェ
Arbois Chardonnay Vieilles Vignes
Domaine Ligier
お隣、ブルゴーニュ地方で有名なシャルドネ種ですが、ジュラ地方にも14世紀頃から植えられていた歴史が確認されています。アルボワの石灰質豊富な土壌から造られるシャルドネは、硬質なミネラルを持ち、繊細な仕上がりで熟成にも耐え得るワインです。ブルゴーニュの1年樽を使用して18ヶ月熟成させています。
古樹から生まれるこのワインは非常にアロマティックで、熟したブドウの果実味が凝縮しており、骨格がしっかりしています。バニラやヘーゼルナッツなどの樽由来のニュアンスと果実味とのバランスがとても良く、長い余韻が楽しめます。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ジュラ |
地域 | ジュラ |
アペラシオン | アルボワ |
生産者 | ドメーヌ・リジェ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 14.2% |
1988年に当主、エルヴェ・リジエ氏自身によって設立された、10hの畑を夫婦で所有するドメーヌです。ワイン造りを志し、フランス国内外、様々な場所でワイン造りについて学び、同じ地区のステファン・ティソでの修行をはじめ、オーストリアやニュージーランドなど様々な国のワイン造りを習得してきました。現在は彼らの両親も畑仕事を手伝っており、家族総出でワイン造りに携わっています。ドメーヌ・リジエの顔ともいえるヴァン・ジョーヌは熟成に時間がかかる為、ヴァン・ジョーヌ専用の広い部屋を設けるなど、温厚な雰囲気のお2人ですが、並々ならぬ努力と情熱が感じられるドメーヌです。
畑
所有の10hはArbois 8h、Cotes des Jura 2hで、リュット・レゾネで管理していますが、木々の季節の動向や、自然のサイクルを大切に考える為、殺虫剤や化学的な農薬は使用しません。フランスのナチュラルなワイン造りの生産者が集まって創られた「テラヴィティス」というグループに参加するなど、自然なアプローチの栽培を積極的に取り入れています。
醸造
2002年に醸造所を建て満足のゆくワイン醸造をしています。白ワインは温度管理できるステンレスタンクを使い、赤には温度管理をせずにステンレスタンクにて醸造をしています。