2016 コート・ロティ ブロンド・デュ・セニュール
ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ
Cote Rotie Blonde du Seigneur
Domaine Georges Vernay
完全除梗、ステンレスタンクで発酵、18ヶ月樽で熟成(25%新樽)。
ミネラルを思わせる味わいでスモーキーなタッチと赤系果実、ブラックオリーブ、ペッパーの香りにフローラルなニュアンス。きめ細かなタンニン、そして長く延びていく余韻が楽しめます。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | コート・デュ・ローヌ |
地域 | 北部ローヌ |
アペラシオン | コート・ロティ |
生産者 | ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シラー95%、ヴィオニエ5% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 12.5% |
ワインスペクテーター | 93 |
輸入元 | ファインズ |
コンドリューの品質向上に努め、世界的に認知されるようになった立役者でありコンドリューを語る際に欠かせないドメーヌ。
ドメーヌの歴史は1940年に遡り、先代のフランシス・ヴェルネ氏がコンドリューの畑に魅せられ、趣味でワイン造りを始めたのがきっかけ。そして、1.5ヘクタールの畑から素晴らしいフィネスを持つ白ワインの銘酒、“コンドリュー・コトー・ド・ヴェルノン”を生み出しました。1953年に息子のジョルジュ氏が本格的にドメーヌを設立し、ヴェルネ家のワイン造りは大きく発展していきました。
当時、ローヌのワインはフランスの一地方のワインに過ぎず、ボルドーのように世界的に知られ、高い評価を受けるような存在ではありませんでした。 ジョルジュ氏は30年間コンドリュー生産者組合の会長を務め、ローヌワインの盟主、ギガルやアンドレ・ペレの良きライバルとなり、共にローヌの復興に心血を注ぎました。 ジョルジュ・ヴェルネのワインは高い評価を受け、コンドリューというアペラシオンも世界的に認知されるようになり 、今ではローヌを代表する白ワインであると同時に、フランスを代表する白ワインとなりました。この功績からジョルジュ氏は「コンドリューの父」と評されています。