2017 ブルゴーニュ・ルージュ・ピノトリ・ピュール
ドメーヌ・プリューレ・ロック
Bourgogne Rouge Pinoterie Pure
Domaine Prieure Roch
ロックでは全房発酵を行う為に梗まで熟した熟度の高いブドウを使用する為、選果の過程で粒が自然に落ちることがある。グランクリュや1級など異なる畑の梗から取れた粒を集め発酵・熟成させたのがこのキュヴェ
プリューレ・ロックの他のワインよりも熟度が高く、干しブドウを思わせる香りを漂わせるワイン。
ヴィンテージ情報
予想のつかないことが多く起こった年。春は霜のリスクが高まり、霜の甚大な被害を受けた2016年の再来を心配したが、ヴィニュロン達はかつてない連帯感で協力しあい、藁を燃やし、新芽が朝日で焼けないよう煙の幕でブドウ樹を守ったおかげで大きな被害から免れることができた。そして非常に病気が少なく、健全なブドウが取れた。収穫は9月1日にラドワの白から始め、9月5日にラドワの赤を開始。収穫する畑はどこも、ブドウは素晴らしかった。5回も酷暑を記録するほど夏が厚かったので、ブドウの果皮が厚くなり、取れる果汁が少ないのではと懸念されたが、果汁の量もあり、久々によい収量が取れた。タンニンは穏やかで果実味が豊か、色も美しいヴィンテージ。
ヴィンテージ | 2017 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | ブルゴーニュ |
アペラシオン | ブルゴーニュ |
生産者 | ドメーヌ・プリューレ・ロック |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | ピノ・ノワール100% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 12.5% |
輸入元 | ファインズ |
農法:ビオロジック
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者アンリ・フレデリック・ロック氏が1988年から始めたドメーヌです。ロック氏はアンリ・ルロワの長女ポリーヌの次男(ラルー・ビーズ・ルロワの甥)にあたり、1992年ビーズ・ルロワがDRCの共同経営者から退いた後、長男シャル・ルロックの死去に伴いDRCの共同経営者となります。当初ドメーヌは1988年にヴォーヌ・ロマネに設立されましたが、1989年にニュイ・サン・ジョルジュの街中に醸造設備を備えたドメーヌを、プレモーに樽貯蔵庫を開設しました。
ロック氏は古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の一人となっています。ロック氏曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」と、このいにしえから伝わる農法に確かな確固たる自信を持っています。
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ロック氏は古文書を研究し、700年以上前にシトー派の修道士が行っていたブドウ栽培・醸造方法を復活させ、今ではビオ系ワインの代表格の一人となっています。ロック氏曰く、「これは微生物を活性化させることにより肥沃な土壌を維持し、宇宙の摂理と調和を目指した栽培方法である」と、このいにしえから伝わる農法に確かな確固たる自信を持っています。
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