2011 シャトー・パルメ
Chateau Palmer
カントナック村の起伏のある土地に約55ha所有。痩せた砂利質土壌です。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが約半々、ヴィンテージによってプティ・ヴェルドがブレンドされています。果実や花などの豊かな香り、芳醇さそして圧倒的なボリューム。マルゴーらしい気品とエレガントさを兼ね備えたワインで、その質の高さから格付け以上と言われています。
ヴィンテージ | 2011 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | マルゴー |
格付 | 第三級 |
生産者 | シャトー・パルメ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニョン45% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
ワインアドヴォケイト | 96 |
ワインスペクテーター | 93 |
輸入元 | ファインズ |
スーパーセカンドの代表格といえるほど、高い人気と実力を誇ります。シャトー名は、かつての所有者パルメ将軍に由来。66haの畑を所有していますが、ファーストラベルの年産は最大でも1万ケースほど。ブドウを選りすぐり、繊細さの極みともいえる、なめらかな味わいを実現しています。
ワイン造りの特徴としては、他のシャトーに比べてメルロの比率が高いことが挙げられます。これがマルゴーらしい香り高さや華やかさの他に、ポムロルのような豊かさや肉付きのよさを与えています。決して、樽香が強く出過ぎることがないパルメは、最初の数年は控えめな印象ですが、次第に洗練というよりも心が安まる穏やかなブーケを育み始めます。
手摘みのブドウは、醸造所に届くとすぐに畑の区画と品種ごとに慎重に分類されます。約54もの円錐型発酵槽で発酵を行い、その後フレンチオークで約20~22ヵ月間熟成を行います。
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