2020 シャトー・マルゴー
Chateau Margaux
「赤ワインの女王」と讃えられる極めつけの名酒。シャトー マルゴーの歴史と名声は、この土地に宿る卓越した力だけでなく、5世紀にわたり尽力してきた人々の力の賜物です。
木の発酵槽を使い、熟成には主にボルドーとコニャックの樽会社5-6社から購入した樽を使用します。
アロマのエレガントさ、濃醇なまでに凝縮された力強い味わいの中に、きめ細かいタンニン、そして繊細さと気品が宝石のように輝きます。
ヴィンテージ | 2020 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | マルゴー |
格付 | 第一級 |
生産者 | シャトー・マルゴー |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン89%、メルロー18%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド1% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
ワインアドヴォケイト | 97 |
ジェームスサックリング | 100 |
輸入元 | ファインズ |
最も高貴なるワインの女王 壮麗なシャトーと偉大な歴史
ボルドーの頂点を競う名酒中の名酒。砂礫層が特に熱く、繊細で非常に香り高いワインを生み出す銘醸地であるマルゴーは、メドック地区の中でも最も芳醇で優美なワインと評される味わいです。アロマのエレガントさ、濃醇なまでに凝縮された力強い味わいの中に、きめ細かいタンニン、そして繊細さと気品が宝石のように輝きます。
ボルドー・メドック地区のワインをフランスワインの女王と呼ぶとするならシャトー・マルゴーは女王たちの中で、最も芳醇で優美なワインだといえます。
長い熟成を経て花開くシャトー・マルゴーの華麗さと、たおやかさ、そしてデリカシーはまさに比類のないもので、1855年の公式格付けでグランクリュ第一級に選定されたのも当然すぎるほどのことだったと言っていいでしょう。歴史に名を残す愛飲家も多く、マルクス主義で知られるエンゲルが「あなたにとって幸福とは?」と聞かれ「シャトー・マルゴー」と答えたエピソードも残っています。文豪ヘミングウェイもこのワインに魅了された一人で、生まれたばかりの孫娘に「このワインのように魅力的に育つように・・・」という願いを込めて“マーゴ”という名前を贈り、この子がのちに映画女優になったことも有名です。