2019 シャトー・ポンテ・カネ
Chateau Pontet Canet
メドックの格付けシャトーの中でもいち早くビオディナミ農法を取り入れた他、持続可能なワイン造りにも力を入れておりワインアドヴォケイトの「グリーン エンブレム」に認定されています。
ダークチョコレートや甘いチェリー、クレーム ド カシスなどの魅惑的な香り。非常に表現力豊かで、口に含むといきいきとした酸や塩味、果実味が幾重にも味わいの層となって広がります。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | ポイヤック |
格付 | 第五級 |
生産者 | シャトー・ポンテ・カネ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
ワインアドヴォケイト | 98〜100 |
輸入元 | ファインズ |
メドック地区ポーイヤック村に81haを所有するメドック格付け5級のシャトーながら、5級の枠を超えた品質を実現しているシャトー。畑はシャトー・ムートン・ロートシルトの畑に隣接した、恵まれた立地にあります。ボルドーの中でもいち早くビオディナミを導入し、敷地の中に馬小屋を設置するなど徹底してビオディナミ農法を実施。また、熟成の一部にアンフォラを導入するなど新しい試みを多く取り入れ、シャトーが目指すスタイルを実現しています。
2005年に大掛かりにセラーが改築され、小型で円錐の形をしたコンクリートタンクも導入。醗酵にはコンクリートタンク、木製タンクの両方を使用しています。出来るだけ自然に行う為、天然酵母を使い、介入を最小限にするよう努めています。醗酵は2~3週間、マセラシオン(浸漬)は平均4週間続きます。熟成は基本オーク樽を使用しますが、1/3はポンテ・カネの畑の土を含んだ特注品のコンクリート製アンフォラを使用しています。
シャトーを一躍トップシャトーに押し上げた立役者、ジャン・ミシェル コムは2020年のヴィンテージを最後にシャトーを去っています。