2008 シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト
Chateau Duhart-Milon Rothschild
ボルドーの赤ワインの最高峰シャトー・ラフィットのロスチャイルド家が経営する特級格付けシャトー。洗練された芳醇なワインで、ポイヤックを象徴するスタイルのワインと評されています。緻密でいて、気品を感じさせるワインです。
深みのある香り、ドメーヌの樽工房で作製された樽特有の若々しい樽香と果実の香りが見事に調和。芳ばしいリコリスのノート。豊かな風味が広がり、バランスの良い安定した味わい。チェリーなどの果実の余韻が残る。
ヴィンテージ | 2008 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | ポイヤック |
格付 | 第四級 |
生産者 | シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン67%、メルロー33% |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
ワインアドヴォケイト | 94 |
輸入元 | ファインズ |
伝統と近代技術が光るグラン・クリュ
ラフィットの隣に位置するポイヤックの名門シャトー。カステジャ家が所有していたこのシャトーを1962年にロスチャイルド家が取得しました。当時は僅か17haの畑のみでしたが、ブドウの植樹や新しい醸造所の増築を通して品質改善が行われました。現在は73haの畑でCS67%ME33%を栽培し、ラフィットと同じシャルル・シュヴァリエ氏が醸造を担当しています。
ラフィットの西側、カリュアド台地の延長線上にあるミロンの丘に位置する、細かい砂利まじりの土壌の畑でブドウが造られており、1962年以降はずっとラフィットと同じ醸造チームが手がけています。
醸造作業についてもほとんど同じ行程で、伝統に則った厳格な収穫管理、手摘み収穫、多種多様な作業を年間通じて手作業で行っています。ブドウを収穫・破砕後、発酵および醸しを約20日間行い、新樽比率約50%のフレンチオークで14ヵ月間熟成します。造られるワインのスタイルはまさにラフィットそのもの。バランスが取れていて、エレガンスとフィネスが重視されているスタイルです。