2005 シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
Chateau Pichon-Longueville-Comtesse De Lalande
1860年にピション・ロングヴィル・バロンから分割。設備を近代化するなど改善を加え、ワインの質は2級の中でもトップクラスにあります。畑の一部はサン・ジュリアンにあるため、ポーイヤックとサン・ジュリアン両方の特質を兼ね備えた、リッチさがありながらも華やかでエレガントなワインに仕上がっています。
ヴィンテージ | 2005 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | メドック |
アペラシオン | ポイヤック |
格付 | 第二級 |
生産者 | シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.0% |
パーカーポイント | |
ワインスペクテーター | 93 |
2007年からルイ・ロデレールのオーナー、ルゾー家の所有となっており、ビオディナミを取り入れたり、カベルネの比率を上げたりとよりエレガントなスタイルにシフトしています。また、2012年にモンローズで活躍した若き醸造家ニコラ・グルミノー氏がワインメーカーに就任し、 醸造所のリノベーションを実施。パーセル(区画)ごとの醸造をより厳密に行うことで、より緻密なスタイルに変化。1990年代まではポイヤックの中でも特にメルローの比率が高く、メルロー由来の丸みのあるタンニンが特徴でしたが、徐々にカベルネ・ソーヴィ二ヨンの比率が増え、2013年にはシャトー史上初めてカベルネ・ソーヴィニヨン100%で造られたことで大きな話題となりました。
スーパセカンドとして確固たる地位を築いた今でも、現状に満足することなく常に進化を続ける、今後も目が離せない注目のシャトーです。
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