2023 Tao駒園 甲州 桜花
駒園ヴィンヤード
Tao Komazono Koushu Ouka
Comazono Vineyard
スキンコンタクトと呼ばれる発酵前に果皮と果汁を一緒に漬け込む製法で、旨味や色合いを引き出したワインです。こうしてできたワインは美しい桜色をしており、華やかな果実味をほろ苦さが引き締めます。
外観は淡い桜色。ピンクグレープフルーツやレモンの皮、洋ナシのようなアロマが広がります。果実味はまろやかながらもキレのある酸があり、余韻に訪れるオレンジピールのようなほのかな苦みがアクセントとなっています。
ヴィンテージ | 2023 |
原産国 | 日本 |
産地 | 山梨県 |
地域 | 甲府市 |
生産者 | 駒園ヴィンヤード |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | 甲州100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 12.5% |
1952年、山梨県甲州市の塩山藤木に創業した五味果汁工業株式会社。五味葡萄酒を経て、2019年に駒園ヴィンヤードへ社名を変更し現在に至ります。社名の「駒園」は創業前から甲州種を栽培する自社園の字名に由来し、創業理念である「天地自然の理に寄り添うワイン造り」を守り続けています。全ての銘柄に山梨県産ブドウを100%使用することに拘り、主に自社畑のブドウを使用してワイン造りを行う小規模ワイナリーです。
現取締役社長兼、栽培・醸造管理責任者を務めるのは、前身の五味葡萄酒として営業していた2015年より携わる、近藤修通氏。山梨の多様な自然環境の中で、甲州ワインの品質向上と、この地でしか表現できない欧州系品種の個性を探求しており、地域別に仕込んだシングル・リージョンシリーズ「Tao」を生み出しました。
「Tao」はワイナリーの哲学に通じる「道」を意味するワイナリーの代表的なシリーズ。フラッグシップ・キュヴェの「Tao 駒園甲州」をはじめ、2018年から2022年の5ヴィンテージ連続で国際ワインコンクールにて金賞を受賞している他、日本人女性審査員が選ぶサクラアワードにおいても最高賞のダブルゴールドを獲得するなど、毎年高い評価を得ています。近藤氏曰く「ワインの味わいはブドウで決まる」とのこと。毎年変動する気象条件にあたり、その年にその畑で実るブドウとの、一期一会の出逢いを大切にしたワイン造りを行っています。