2018 シャトー・デュ・シャン・デ・トレイユ グラン・ヴァン・ルージュ
Chateau du Champ des Treilles Grand Vin Rouge
テロワールに忠実でありながら、栽培と醸造一つ一つの工程に徹底的にこだわり、造られるワインは果実を大切にしたスタイルです。熟成は新樽30%。
果実味たっぷりの香りに甘草、バニラのニュアンス。タンニンが非常に滑らかで品のあるワイン。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ボルドー |
地域 | アントル・ドゥー・メール |
アペラシオン | サント・フォワ・ボルドー |
生産者 | シャトー・デュ・シャン・デ・トレイユ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | メルロー60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニョン7%、プティ・ヴェルド3% |
味わい | ミディアムボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
シャトー・デュ・シャン・デ・トレイユは、メドック格付け第五級シャトー・ポンテ・カネの元技術・醸造責任者であるジャン・ミシェル・コム氏が手掛けるワイナリー。シャトーは、妻のコリンヌ氏の祖父母によって1920年代に創業されており、現在は夫妻によって運営されています。ジャン・ミシェル・コム氏は、「ビオディナミの基準を作った」ラルー・ビーズ・ルロワ氏を尊敬しており、1990年代前半にはコリンヌ氏の母が癌で亡くなった原因が化学薬品の影響だったと確信しビオディナミ農法を導入。ボルドーにおけるビオディナミの先駆者的存在になりました。
そのシャトー・デュ・シャン・デ・トレイユでの経験と挑戦を元に、1989年から栽培責任者として参画していたシャトー・ポンテ・カネにおいても2004年からビオディナミ農法を実践。化学薬品の悪影響を理由にオーナーのアルフレッド・テスロンにビオディナミへの転換を進言し、その後2006年に左岸のシャトーで初めて畑全体のビオディナミ認証をビオディヴァンから獲得するまでに至ります。
ジャン・ミシェル・コム氏は2020年に、31年間在籍したシャトー・ポンテ・カネを去り、現在はシャトー・デュ・シャン・デ・トレイユとコンサルタント業務に専念。ポンテ・カネのルーツとも言えるナチュラルワインを生み出しています。