2018 マルサネ・クロ・デュ・ロワ・ブラン
シャルロパン・ティシエ
Marsannay Clos du Roy Blanc
Charlopin Tissier
「Domaine」 ではなく 「Maison Charlopin Tissier」を名乗っており、親戚の所有する畑をヤン・ティシエ氏自ら 管理・栽培したブドウでワインを仕込みました。彼は得体の知れないブドウは使わない主義で、契約農家のブドウ であっても全て自ら栽培管理を担い、ドメーヌものと同じ哲学に基づいたワイン造りを行います。
当主ヤン・シャルロパン氏の妻ジュスティーヌのファミリーが所有する粘土石灰質土壌の畑、樹齢約81年。低温マセラシオンを経て、大樽にて約4週間、野生酵母による自然発酵。熟成は、2年使用の樽(228L)にてシュールリーで16ヵ月間。無清澄。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | フランス |
産地 | ブルゴーニュ |
地域 | コート・ド・ニュイ |
アペラシオン | マルサネ |
生産者 | シャルロパン・ティシエ |
色 | 白 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | シャルドネ100% |
味わい | 辛口 |
アルコール度数 | 13.0% |
輸入元 | ラフィネ |
2014年、ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾの当主フィリップ・シャルロパン氏の長男であるヤン・シャルロパン氏が、彼の妻の父であるロラン・ティシエ氏の協力を得て設立し、両家の名を冠しているわずか3haのみの小規模ドメーヌです。 若き当主のヤン・シャルロパン氏はボーヌで醸造を学び、その後修行のため寒冷産地であるオーストラリアのタスマニア島へ渡り、帰国後はシャブリやサンセールなどで経験を積んできました。現在は実家であるドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾにおいて白ワインの醸造責任者を務めていますが、そこでは均一に保たれた高水準のワインを大量に仕上げています。一方でこの自身のドメーヌでは、 テロワールのダイナミックさを最大限に生かした、バラエティ溢れるワイン造りにチャレンジしています。
本拠地はモレ・サン・ドニ村にありますが、当主のヤン・シャルロパン氏はコート・ド・ニュイ地区の北部エリアの秀逸な畑のみに焦点を当てています。 栽培は全て有機栽培で、収穫も全て手摘みで行われます。野生酵母による自然発酵など、ブルゴーニュの伝統的方法に則って行われており、全ての過程においてできるだけ人的介入をせず、決して造り込まず、果実感が生かされたピュアで滑らかな仕上がりになっています。