ブライダ社の本拠地であるピエモンテ州ロッケッタ・ターナロ村は人口1400人余りの小さな村。豊かな自然に恵まれ、夏は熱く冬は寒いという大陸性気候で砂質と粘土質が同程度での土壌でワイン造りに適しています。創業者のジャコモ・ボローニャ氏はあらゆる面において非凡な人物でありました。幸せを生活の理念とし、多くの人に愛され、機知に富んだエンターテイナーであると同時に天才的な感性を持った醸造家でもありました。彼はこの地域でポピュラーな品種バルベーラの改革に取り組みました。酸が強く安売りされがちだったバルベーラを、畑の改良とバリックによる熟成で味わい深いワインへと昇華させました。そのブライダを受け継ぎ発展させているのがジャコモの娘、ラッファエッラと息子のジュゼッペ。「ピエモンテのブドウ栽培に理想的な土地を受け継ぐことができたのは幸運だったと思っています。私たちが愛してやまないバルベーラを中心に絶対的な品質を実現することがブライダの目標です」と語っています。
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