Domaine Comte Georges de Vogue
ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ
フランス:ブルゴーニュ(シャンボール・ミュジニー)
力強さをサテンのようななめらかさで包んだ偉大なワイン
1450年以来の歴史を持つ名家で、ヴォギュエの名が公式記録に登場するのは1766年です。代々のヴォギュエ一族によって受け継がれているドメーヌは、 誰もが憧れるグラン・クリュ(特級畑)、「ミュジニー」最大の所有者(約70%)であり、 その他にも「ボンヌ・マール」「レ・ザムルーズ」といった シャンボール・ミュジニーを代表する畑を所有しています。
ドメーヌの所有畑は婚姻や相続、交換、購入を経ながらも、創立以来5世紀に亘って途切れることなく同一家族に守られている。ドメーヌに名を冠するジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵は、父アルチュール氏の逝去にともない1925年に家督を引き継いだ。以後50年以上に渡りドメーヌを運営し、今日の世界的な名声を確立した。1987年のジョルジュ氏の逝去後は、一人娘のエリザベート・ド・ラドゥセット男爵夫人が18代目を務める。所有は12.5ha。うちグラン・クリュが10ha。中でもミュジニーは7.2haと全体の3/4。古区画のプティ・ミュジニーはモノポール。年産わずか3.5万本を世界中の愛好家が分け合う。ドメーヌの評価は1970年代低下したこともあったが、1987年の当主交替の際にスタッフを一新し、かつての栄光を取り戻した。栽培責任者のブルゴーニュ氏、エノロジストのミエ氏、販売責任者のぺパン氏に分担が分かれ、それぞれが最高質のワイン造りという同じ目的を持って仕事に取り組んでいる。化学肥料は15年前より廃止。農薬はリュット・アンテグラルで対応、除草剤は2000年より全面廃止、鋤き入れを行なっている。2001年にはボンヌ・マールで試験的に馬による鋤き入れを採りいれてみた。エノロジストのミエ氏は自らを、「ブドウが楽器だとしたら、自分は個性をひき出す指揮者」と考えており、「ヴィンテージ毎に性格の異なる収穫に普遍的な醸造は有り得ない」と語る。
フワンソワ・ミエ氏は2019年ヴィンテージを最後に引退し、現在は後任のジャン・ルパテッリ氏が醸造責任者として活躍しています。
Blanc
2020 ミュジニー・ブラン
¥169,000
品切中
Rouge
Marc
フィーヌ・ド・ブルゴーニュ
¥25,700
品切中
マール・ド・ブルゴーニュ
¥35,750
品切中