2018 ユリシーズ
ユリシーズ・ヴィンヤード
Ulysses
Ulysses Vineyard
ペトリュスやドミナスを造り上げたクリスチャン ムエックスがナパ ヴァレー、オークヴィルのマヤカマス山脈の麓に広がるブドウ栽培に非常に適した扇状地を2008年に購入して始めたワイナリー。
2012年がファーストヴィンテージ。新樽使用率50%。
素晴らしく優美なワイン。ラベンダーやセージ、タバコや紫のプラムのアロマが層になって広がります。長熟のポテンシャルの高いワイン。
ヴィンテージ | 2018 |
原産国 | アメリカ |
産地 | カリフォルニア |
地域 | ナパ |
アペラシオン | ナパ ヴァレー |
生産者 | ユリシーズ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
輸入元 | ファインズ |
ペトリュスやドミナスで知られるクリスチャン ムエックスの新たな挑戦。
ナパ ヴァレーのカベルネソーヴィニヨンに向いた畑で、長熟のポテンシャルを秘めながら非常に滑らかなワインを産み出しました。
2008年、オークヴィルに念願のワイナリーを購入。家屋を建て替え、農地の大規模な再植樹計画の末、植えられていたメルロを引き抜き、一部はボルドーの有力なシャトーから取寄せたカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランに植え替えました。完成したワイナリーにはギリシャ神話の英雄オデュッセウスを由来に、ユリシーズと命名。ユリシーズはトロイ戦争で活躍した後、10年もの苦難の末に故郷の家族との再会を果たしたという逸話があります。その神話に感銘を受けたムエックス氏はオークヴィルという新境地で全く新しいワインを造ることを、ユリシーズの強靭な探究心と重ね合わせ、彼の名をワイン名とラベルデザインに採用したのです。 ユリシーズのワイン造りのモットーは「オークヴィルの並外れたポテンシャル、個性をワインに表現する」こと。ドミナスとユリシーズの醸造責任者を務めるテッド・モステロ氏が「バランス、複雑味、純度の高さをしっかり引き出すことを徹底している」と語るように、畑ではテロワールの滋味を引き出す非常に細やかなケアが行われています。