2020 ケブラダ・チャリンガ ピノ・ノワール
レタ


Quebrada Chalinga Pinot Noir
Reta

「小川の流れる渓谷」を意味するケブラダ・チャリンガ。2006年に植樹されたピノ・ノワールは、接ぎ木ではなく品質の高い「Dijonクローン115」の苗を植樹したものです。全体の50%のみ除梗後発酵し、228Lのバリックで16カ月間熟成します。(3〜5年使用した古樽のみ使用)
 
ピュアで輝きのある赤系果実に、チェリーリキュール、花やスパイスの凝縮して伸びやかな香りが広がります。濃密な気配があり、しなやかで優しくもミネラルの芯がある堅牢な構造。自然体でありながら妙なる美に包まれる、圧倒的洗練と優美さを持つ出色の仕上がりです。
ヴィンテージ 2020
原産国 チリ
産地 サウス
地域 リマリ・ヴァレー
アペラシオン リマリ・コースター
生産者 レタ
容量 750ml
ぶどう品種 ピノ・ノワール
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 13.0%
輸入元 ヴァンパッション

「世界最高の醸造家」(Decanter2015)、「最優秀醸造家」(Tim Atkin2021)等、最高の賛辞を贈られる超人型天才マルセロ・レタマル氏による新ドメーヌ「RETA」。ブルゴーニュより冷涼な気候を持つ特別なテロワールと、チリ北部にある希少な石灰岩土壌から幽玄なる美しさを表現

 
チリ北部リマリ・コースタにある希少な「石灰質土壌」と、ブルゴーニュより冷涼な気候の特別なテロワールを持つ“ケブラダ”。地球の果てでひっそりと息づいてきた“ケブラダ”の自然界に存在するエネルギーを、みずみずしくも幽玄なる美しさで表現したピノ・ノワール&シャルドネに加え、故郷マウレの地で自らのルーツを回顧し、友や家族への愛情を込め、自身の想いを赤裸々に表現したマルベックの3種をリリース。

早くもジャーナリストらが「興奮させられた」「ブルゴーニュのプルミエ・クリュに対抗しうる」と絶賛している《ファインワイン・テロワール・チリ》。
 

 

世界の著名ジャーナリストやマスター・オブ・ワインの世界で「世界最高の醸造家」の1人と称されるマルセロ・レタマル、愛称 “レタ”。2004年、2005年には「チリ最優秀醸造家」に輝き、2015年には「デカンター誌」において世界最高の醸造家に選出。ワイン・アドヴォケイトの「チリ最優秀ワイン」に選ばれるなど、世界から注目を集める造り手です。フランシスコ・ベティッグが「天才的醸造家」とすれば、マルセロは「情感的・感覚的」な造り手。五感を超越した感性を持って、誰もが想像だにしない美の世界をワインに表現する才能を持っています。
「デ・マルティノ」のチーフワインメーカーを23年間勤めながらチリ各地のワインを造ってきたマルセロ氏は、エルキ・ヴァレイにある「アルコウアス」をはじめ、自らのドメーヌを立ち上げるにあたって、チリ各地の約350の畑を訪れテロワールを観察してきました。「チリにもブルゴーニュの特級畑やボルドーの一級畑を凌ぐような偉大なテロワールが4〜5存在する」と話す彼が出会ったのが、ピノ・ノワールとシャルドネにとっての最上のテロワール、リマリ・ヴァレイ「ケブラダ」の畑でした。