2013 リンデス・デ・レメリュリ ヴィニエスドス・デ・パラスティータ
レメリュリ
Lindes de Remelluri Vinedos de Labastida
Remelluri
レメリュリの南西側に位置する、バスク州アラバ県、リオハ・アラバサ地区ラバスティーダ村の10軒のグローワーと契約。2009年ヴィンテージ迄はいずれもレメリュリにブレンドされていたが、2010年からは村毎に仕込み、ラバスティーダ村のテロワールの個性を愉しめるキュヴェが誕生した。アルジロ・カルケール土壌。北西斜面でサン・ヴィセンテより標高が高い畑が多く、大西洋からの冷たい風の影響を受けるため、よく葡萄が熟すのを待ち、遅摘みを行う。そのため、サン・ヴィセンテより酸とミネラルがしっかりあり、冷涼な気候を反映したデリケートなワインになる。葡萄品種は主にテンプラニーリョ、ガルナッチャ、土着品種のグラシアーノ。平均樹齢約40年。タンクで発酵。フレンチオークで10ヶ月樽熟成。
紫がかった濃いめのガーネット色。完熟したプラム、ブラックチェリーの香りに、ユーカリ、メントール、スパイス等の複雑な香り。力強い果実味、伸びやかな酸味が味わいの骨格を形成し、豊かで熟れたタンニンがアルコールのボリュームとともに余韻へとつながる。標高の高いラバスティーダ村らしいエレガンスに加えて、収穫をぎりぎりのタイミングまで待つことで、成熟度の高い果実味やアルコールのボリューム感が高い次元でハーモニーを奏でる。
ヴィンテージ | 2013 |
原産国 | スペイン |
産地 | ラ・リオハ |
地域 | リオハ |
アペラシオン | リオハ |
生産者 | レメリュリ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | テンプラニーニョ、ガルナッチャ、グラシアーノ |
味わい | フルボディ |
アルコール度数 | 13.5% |
輸入元 | ヴァンパッション |
リオハ古来の品種と仕立ての復活
リオハの独自性を復活させるため、テンプラニーリョ主体から、昔ながらの混植を開始。25品種の混植を行い、同時に垣根仕立ては伝統的でないとし、灌木の茂みに囲まれた畑に「エン・バソ」と呼ばれる株仕立てで栽培するゴブレに変更しました。
収量を減らし、契約畑と自社畑を分離
レメリュリのワインは自社畑のブドウのみで作り、収量を約35%減らしました。以前から購入していたラバスティーダとサン・ヴィセンテも、品質が高いのでそれぞれの村毎に仕込み、新しいキュヴェを誕生させました。2010年には自社畑すべてで有機栽培の認証を取得し、ドメーヌ・ルフレーヴで栽培を学んだ姉のアマイアが中心となり、ビオディナミにも取り組んでいます。