2019 モングラーナ マレンマ
クエルチャベッラ
Mongrana Maremma Toscana Rosso
Querciabella
果実味豊かでフレッシュ感がある一方、凝縮した舌を包み込むような豊かな味わいはマレンマの独特な色合い風景、音を忠実に表現しているといえる。ワインの名前はそのキャラクターから、ルネッサンス期に活躍した詩人ルドヴィコ・アリオストの抒情詩Orlando Furiosoに登場する貴族の騎士に由来しています。
ヴィンテージ | 2019 |
原産国 | イタリア |
産地 | トスカーナ |
地域 | トスカーナ |
アペラシオン | トスカーナ・ロッソ IGT |
生産者 | クエルチャベッラ |
色 | 赤 |
容量 | 750ml |
ぶどう品種 | サンジョベーゼ50%、メルロー25%、カベルネ・ソーヴィニョン25% |
味わい | フルボディ ふくよか |
アルコール度数 | 14.0% |
輸入元 | フードライナー |
メキシコに渡り鉄鋼業で成功を収めた一人のトスカーナ出身の男「ジュゼッペ・カスリティオーニ」氏の夢によって誕生しました。1972年、キャンティ・クラシッコ地区の中心部でわずか2haのぶどう畑から始まった同社は、ジャコモ・タキス氏にコンサルタントを依頼し、清潔なカンティーナでクリーンな味わいの傑出した品質のキャンティ・クラシッコを世に送り出しました。その後、土着品種の改良とともに外来品種の栽培も積極的に行い、スーパータスカンの先駆けであるカマルティーナをリリース。
クエルチャベッラ社が所有する日当たりの良い畑では土着品種の改良と共に外来品種の栽培も精力的に行われています。所有地の真ん中に立つ醸造所は、中世初期に建てられた古い農家を改築し、現在では最先端の醸造設備を備えています。
1988年有機農法へ移行。同社は「ワインの質=土壌の大切さ」に重きを置く当時は非常に稀な存在でした。また2000年には伝統的ビオディナミ農法へ。そして2008年には動物由来のものを完全に排除(ヴィーガン)したクエルチャベッラ独自のビオディナミ農法へと移行を始めました。(2010年完全移行)2013年には「ヨーロッパで最大の面積を誇るビオディナミ農法を実践するワイナリー」として米紙ワイン・スペクテーター紙に紹介されました。